2024年3月17日日曜日

聖パトリックの日

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今日は3月17日、聖パトリックの日です。

セントパトリックはアイルランドの守護聖人で、アイルランドにキリスト教をもたらした人。
たくさんの言い伝えがあって、彼が地面に突き刺した杖が木になったとか、アイルランドから蛇を追い出したとか、たくさんの奇跡ともかかわりのある超人パワーの聖人です。
ケルト文化に融合させたキリスト教を広めたと言われています。

布教の際にクローバーで三位一体を説明したそうで、それ以降アイルランドのシンボルはクローバーなんだとか。
アイルランドは緑の国というイメージが強いですが、セントパトリックの日にも緑色を身に着けてお祝いする習慣があります。

金曜日にも(少し早めですが)このセントパトリックのお祝いの朝食パーティーというイベントがロンドンのレストラン「Corrigans(リンクします)」でありました。
お友達と出かけてきたので、ちょっと紹介しますね。

この日の私のいでたちは緑がテーマ。
All Ireland Blue というパターンのキルトでお出かけ。


朝9時から朝ごはん(液体)が提供されるということでしたが、9時って早すぎ。
そこで10時過ぎに到着したら、すでにレストランはパーティーの真っただ中!



この日はレストランのオーナー、リチャードの知り合い関係が主なゲストなので、有名シェフもたくさん来ていました。


こちらはもうリタイアしてしまったけれど、ピエールコフマン。
他にも顔は分かるけれど名前が出てこないシェフもいっぱい。


中でも外でもライブ音楽。
こちらはいりぐち。

そして中での演奏の様子。




ベテランの批評家フェイマシュラーもいて、有名シェフが次々と挨拶していました。
イタリアンシェフのアンジェラと話し込んでいるところ。



みんな飲んでいるのはギネスかシャンペン。


私はビールは一切飲めないのでシャンペンです。

Corrigans ではこの日、12時半から通常営業だったので、12時少し前にリチャードの「Now, All Get Out!」の掛け声でお開きになりました。
あっという間にレストランにはテーブルが戻って、バーにもソファーが戻って、日常のCorrigans に早変わり。
さっきまでの喧騒が嘘みたいでした。

今日は色んなところでパレードがあったり、パブで緑色のビールが出されたり、アイルランドらしい一日になります。

グーグルのサーチバーもクローバーでお祝いです。

今日は緑を身に着けてお出かけがいいかも。


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2024年3月15日金曜日

手作りの麺で焼きそばを作ってみた

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結果から言います。

あんまりおいしくなかった。

どうですか? おいしくなさそうでしょ。

手作りして、茹でて水で〆て用意した麺。
お野菜はヘルダビーンズ、ニンジン、キャベツ、エシャロット、シイタケ、ピーマン。
お肉は焼いて漬けた豚バラの薄切り。

お野菜をいためて、
別のフライパンで麺もしっかり炒めたんだけど、麺の仕上がりがかなりべちゃっとして全体に重く、油っぽい仕上がりになってしまいました。
残念です。
手作り麵で初めての失敗作。
まだ同量の麺が残っているので、再チャレンジしようかとも思ったのですが、あきらめて残りの麺はラーメンにします(笑)






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2024年3月14日木曜日

陶芸家を目指す桃太郎君?

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クリスマスにガールフレンドにプレゼントした陶芸の5週間コースを一緒に楽しんだ桃太郎君。

5週間の間にいろんなものを作ったそうですが、その中から一番出来がいいもの(本人談)を私にプレゼントしてくれました。
母の日のプレゼントだそうです。

見てもらっていいですか?

パッと見ただけではお店で売っているみたい!
だけど、よく見ると完全な円形でもないし、横から見ると淵の部分がまっすぐじゃなくて、手作りの味わいがあります。

「お刺身とかのお醤油を入れるのに使えるね」って私が言ったら、ベッドサイドに置いてアクセサリー類を入れたりするといいんじゃない?って返されました。
お台所でガチャガチャ他の食器と一緒にされたくないようです(笑)

ガールフレンドの B ちゃんもすごく楽しめたそうで、もっと定期的に通えるような長期のコースを探すと張り切っています。
ロンドン中心部やリッチモンドのような近郊よりも、M25(ロンドンを大きく包んでいる高速道路の環状線)の少し外へ出ると安いクラスがいくつかあるそうで、いろいろ検討中という話です。

通うんだったら近い方がいいと思うんだけど。
「車で行かなきゃならないところだったらガソリン代とか時間もかかるよ」そう言いたいのをぐっとこらえました。
もう子供じゃないんだから私やティムちゃんがどうこう言うべき問題ではないですし。

ティムちゃんのお兄さんは陶芸家で、以前コーンウォールにスタジオを持っていた時期もありました。
もう亡くなってしまったけれど「生きていたら彼に教えてもらってもよかったね」そんな風にティムちゃんに言われてふと気づいたこと。

このお兄さんはアーティスト。
ただその分野は幅が広くて、セミプロのギタリストで、陶芸家で、そしてある学校で美術の先生をしていました。
実は桃太郎君が大学のファウンデーションコースに進んだ時に通った芸大はお兄さんの出身校でもあるのです。
ティムちゃんはいつも、桃太郎君の行動パターンや考え方が全く自分に似ていないと言いますが、お兄さんとの共通点が多いのが面白いところです。
分野は全く違うけれど、アート系の職業なのも同じ。

趣味は多い方が人生楽しいだろうし、ガールフレンドと一緒に楽しめるなんてもっといい。
いいスタジオが見つかったらうれしいね。




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2024年3月12日火曜日

カードをもらえなかった今年の母の日

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イギリスの母の日が日本やアメリカなどと違うことは、折に触れて記事にしてきました。
母の日はイースターの3週間前。

今年の母の日は3月10日でした。
これまでの母の日をいくつかリンクしますね。


一昨日は、いつ桃太郎君が現れるのかが楽しみで、日曜日なのに早起きして、ベッドで寝たふりをしていました。

ドアが開いたら「え、今日って母の日? 忘れてた~」とかって言おうと思って(笑)
でも忘れられていたのは私(涙)

お昼を過ぎても夕方になっても、桃太郎君からは何の音沙汰もない。
ま、ディナーに連れて行ってくれることにはなっていましたけどね。
でも、そんなことよりもカードを届けてくれる方が何倍もうれしいなぁ。

そう思っていたらディナーの時間の30分くらい前に桃太郎君登場。
近所のレストランに連れて行ってくれました。

どこに行きたいのか聞かれていたので、近所の比較的新しいペルシャ料理屋さんに行きたいと伝えてありました。

小さな家族経営のお店です。

前菜を色々頼んでおしゃべりを楽しんで、グリルでメイン。
お料理はそんな風に注文しました。

冷たい前菜からタブレサラダとフマス。
フマスはひよこ豆の味が強くて素朴な感じのお味でした。
タブレもおいしい。


温かい前菜から手羽先
手羽先はちょっと照り焼き風。

ハルミチーズは少し柔らかめの食感。

こちらはメインのミックスグリル。
これで1人分です。

ワインはフランスのピノノワールを選びました。

デザートはバクラバと
バクラバはそれほど美味しいと思わなかった。


マクルート(サフランのアイスクリームとレモンのシャーベット)
さっぱりして美味しかった。

おしゃべりも楽しかったし、やっぱり母の日はいいな。
・・・でもカード欲しかったよ~。




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2024年3月10日日曜日

4mm のアタッチメントで作ったおうどん

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タイトルそのままです。

やっぱりおうどんを食べるなら釜揚げでしょ。
ということでそれっぽく見えるかな?

おうどんのレシピは;
薄力粉 50g
タピオカ粉 50g
強力粉 150g
お塩3gを入れた水95ml
4㎜の丸麺アタッチメントを利用しました。

うにょうにょ出てきたよ~。
半分くらいまでは良かったんだけど、後半に出てきたものは、なんだかキューティクルが痛んでいる髪の毛の顕微鏡写真のよう(笑)

実は途中で配達があって、一旦停止にしていたんです。

教訓。

一旦停止を長くするべきじゃない。
この時は5分強10分未満って感じで停止しました。

茹でても凸凹は直らない。
ただ、ソースの絡みは良さそう(爆)

釜揚げ用の桶なんてあるわけがなく、それっぽいキャセロールの器を利用しました。
ゆで汁は白濁していたので、冷水で洗った後、湯沸かしポットのお湯を入れました。

15分ほど茹でたんだけど、もう1-2分長めに茹でてもいいかな?
もしくは鍋焼きうどんにも良さそう。
すき焼きっぽいものを作って、それに入れて煮込むのもいいなぁ。

夢は膨らむばかり。






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2024年3月8日金曜日

新しいアタッチメントが届いた!

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さて、きしめんやラーメンに大活躍のパスタマシーン。
私の新しいおもちゃ(笑)だとティムちゃんに笑われています。

私が買ったフィリップス社のものには8つのアタッチメントが入っていました。
ラザニア用、
ペンネ用、
平麺の幅違いで3種類、
丸麺は極細と細麺の2種類、
そして角麺用の8つ

この間ラーメンを作った時(リンクします)は2㎜の丸麺用を使いました。
でも、おうどんだったらもう少し太い方がいいかな、と思って太めのアタッチメントをネットで探してみました。

パスタならイタリア。
パスタメーカーの機種を入れるとアタッチメントやレシピがいろいろ出てくる!
私が持っているマシーン用には、なんと200種類くらいのアタッチメントがありました。

太麺で使えそうなのは、4㎜の丸麺と5㎜ⅹ3㎜の角麺かな?
6㎜と8㎜のグイッシーニ用はちょっと太すぎると思う。

とりあえず4㎜のものを買ってみました。
これはトスカーナ地方のPici(ピチ)というパスタ用らしいです。
ピチで検索したら、出てくる画像はおうどんそのもの(笑)


左からエンジェルヘア、スパゲッティー、そしてピチ用。
左のふたつは最初からマシーンについてきたもの。
200種の中から探すのは大変だったので、リンクも貼っておきます。
買う時に気が付いた、ピチもしくはうどんって書いてある(笑)
これで試してもっと太いのが良ければ5㎜ⅹ3㎜、そして6㎜と試すかもしれません。

4㎜の丸麺用のアタッチメントで作ったおうどんのレビューは次回!



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2024年3月7日木曜日

キングスクロス駅のハリーポッターショップ

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パスタメーカーの話ばっかりだと、フィリップスの回し者みたいなので(笑)ロンドンの観光情報もちょっと書いておきます。


魔法好きの皆さんおなじみのハリーポッター(笑)
ロンドンのキングスクロス駅にはトロリーを押す疑似体験とその写真を撮ってもらえるサービスがあります。




現在、このお店は改装中ということでお休み。
1月から始まった工事なので、多分春の観光シーズンまでに再オープンの予定だろうと思います。

いつもはお店がある場所は、こんな風に壁で取り囲まれています。
でも右手の人たちは誰?
袋とかも見えているよ。
もちろんドル箱のトロリー写真サービスは健在(爆)
写真も撮ってくれるし、その場で買うこともできます。

それにしても、ここはイギリス。
工事は普通期限内には終わらない(笑)

安心してください。
駅の中に小さめだけど、仮店舗があります。
(薬局の Boots の横)
以前のお店はあまりお買い物がしやすい内装ではなかったので、再オープンが楽しみです。



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2024年3月6日水曜日

ラーメンを手作りしてみた!

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パスタメーカーでラーメンを麺から手作りしてみました。

すごく簡単。
そしてとっても美味しかったです。
材料は全部イギリスでも簡単に手に入るもの。

まず前日までに用意するのはチャーシューもどきと煮玉子。

豚バラ肉の塊(今回買ったのは幅5cmくらいのもの)は塩コショウしてオーブンで高温でローストした後で漬け込みます。
ゆで卵も同じタッパーに。

私が煮卵やチャーシューもどきで使う漬け汁を作る時はけっこう適当です。
何を入れているかなぁ?
お水100ml、お醤油50ml、ジンジャーワイン大さじ2杯、チリフレーク大さじ1杯、レモンの皮1個分、八角2‐3個、黒コショウ小さじ1杯、すりおろしたニンニク1かけ、マーマレード小さじ1杯ってかんじ。
全部お鍋に入れて煮立たせたところにオーブンから取り出したお肉を入れて、そのまま冷ましてから冷蔵庫へ。


準備としては他に、スープ用に前日干し貝柱を水につけておきます(これは無くても大丈夫だし、干しシイタケとかでもいいんじゃないかな)


当日は麺を作ります。
強力粉250gにかん水6gと塩3gを入れた水で打って2mmの丸麺アタッチメントを使いました。

これで2人分。
白い粉は片栗粉。
1人分ずつ冷凍するならまぶした方がいいですが、すぐに茹でるなら必要ないです。

これはかん水。
アマゾンで買いました。
1回に使うのが小さじ1杯くらいなので、多分一生使いきれないと思う(笑)
これ、濃度が不明なので、適当に6gくらい入れてみたらそれらしい味になりました。
500mlで750g入っていますから、水よりも重いんですね。
持っている計りは1g以下は表示されないので、正確じゃないけれど、小さじ1杯くらいです。


スープは貝柱からのお出汁にラーメンスープの素を大さじ2杯入れて、ごま油も少々。
これはこちらのスーパーマーケットで購入したもの。
他にも今回はキャベツとシイタケを入れました。

麺は茹でて水洗いしたあとスープに入れて温めます。
チャーシューと卵を入れて出来上がり。

同じ生地を幅広麺にして桃太郎君にあげたら、お家で作って美味しかったって。

アタッチメントのお掃除は、やっぱり乾燥させてから突っつくのが簡単でした。
水につけた時よりもずっと早くきれいになったので、その方法をお勧めします。
楽しいヌードル生活満喫中😉







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2024年3月3日日曜日

ロンドン、ブルータリズム建築の代表バービカン

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イギリスの建築と言えば、かわいい茅葺き屋根のコテージや石造りのマナーハウス、レンガ造りのテラスハウスなどを思い浮かべる人も多いと思います。

でも場所によれば、そんなイメージとはかけ離れた建物も存在します。

そんなひとつがロンドン金融街の北側に位置するバービカン地区。
1960年代に開発された、ブルータリズムの代表的な開発地区です。

第二次世界大戦の折、1940年12月29日に激しい空襲を受けたバービカン地区で生き残ったふたつの建物のうち、ひとつは鉄職人のギルドハウス。
レンガの建物がそう。

バービカンは以前クリプルゲートとよばれた地域。
クリプルというのは身体に障害があるということ。
身体障碍者のための聖人は聖ジャイルズなので、この地域の地区教会も聖ジャイルズ。
それがもう一つの生き残った建物です。
この教会を中心に作られた開発地域がバービカン。
40エーカーのサイズ、ということは14万平米。

このバービカンを含む地域はロンドン市というエリアで金融街としても知られています。
皆さんが思っているロンドンは、普通グレーターロンドンとよばれる人口900万人の1,569 km²に及ぶエリアです。
そのごくごく一部がロンドン市。
サイズはその名前から想像するよりはずっと小さくて、1平方マイル市(とよばれます。
1マイルは1.6キロなので、かなり小さいですね。
正確には2.90 km2。

鉄道が普及するまではロンドン市に10万人ほどが住んでいましたが、どんどん郊外に引っ越した挙句、空襲でほとんど人が住まなくなってしまったロンドン市。
このままでは市から国会議員の選出もできなくなるかも、と心配されたのが人口が5000人前後の時。
そこで住居を中心とした開発が計画されたわけです。

現在では2000戸の住宅に約4000人が住む、ロンドン市内でもトップの住宅地になりました。
因みにロンドン市の人口は8000人程度。
開発は1960年代。
その当時は最新の技術だったコンクリートを使って、ミドルクラス以上の階級のための賃貸住宅として作られました。
ヨーロッパのホリデーを彷彿とさせるエリアというテーマです。

60年代に海外旅行ができたのはその階級。
イタリアやギリシャといったクラッシックなテーマがあちこちに見受けられます。
ただ、そんな回顧主義は、パッと見ただけでは感じるのが難しいかもしれません。
というのも時代はブルータリズム。
機能性とストイックなミニマリズムの時代でもあったからです。

好き嫌いがあるスタイルなので、パッと見るとそんなに魅力が感じられない人も多いです。
バービカンというのは「砦」という意味があって、ロンドン市(ローマ時代の旧市街地)が壁で取り囲まれていた時代に砦があったことに由来します。
紀元400年ごろにローマ人たちが撤退した後、中世にもその基礎が利用された砦が作られました。
そんな場所がこのバービカンではあちこちに残されています。
木で見えづらいけれど、レンガの建物の脇(右手)にもそんな壁の一部が残っています。
砦の脇には長方形の池。
お城のお堀を彷彿とさせますね。
バービカンにはいくつかの池がありますが、水はホリデーを意識して着色されて、不自然な青い色をしています。


建物のあちこちに砦を意識した建物。尖塔があるのは単なる階段なのですが、窓の作りが中世の「矢狭間」を想像させます。
オリジナルの砦が半円形であったところから、いろんな部分に半円形が使われて、統一感を感じることができます。
シャッターは南ヨーロッパのスタイル。
イギリスでは日差しが強くないので全く必要ありませんが、これもホリデーらしさの一環です。

スポーツ用の施設も充実していて、管理はしっかりされているようです。
クリケット、サッカー、バスケットボールのコートも見えます。





グリーンスペースもあちこちにあります。
ほとんどはマンションですが、戸建ても存在します。

屋根の一部がガーデンになっていますね。
仏像がオブジェなのもイギリスらしいお庭(笑)
店舗もいくつかありました。
それ以外に映画館や美術館、シアターまであって、何と今「となりのトトロ」を演っています!
コンサバトリー(温室)もあって、本当に何もかも揃っているのを実感します。

歩いていると、こんなオブジェもある。
メンデルスゾーンの木という名前。
何のアートかと思ったら、あのメンデルスゾーン(本物)が森の中でインスピレーションを得るために瞑想していた木のうろですって。
1990年の嵐で折れてしまったのをロンドン市が買ってここに設置したそうです。

大家がお金持ちだといろんないいことがありますね(笑)

サッチャー政権の時に、公団に住んでいる賃貸人が、その住宅を買う権利ができました。
普通は低所得者層のための住宅を、そこに住んでいる人(低所得者層)に安く手に入れてもらおうというプランだったのですが、ロンドン市が開発したこのバービカン地区も体裁上は公団なので、住んでいる人たちが(低所得者じゃないのに)あっという間に買い上げてしまったそうです。
住んでいた人はラッキーですね。
今は結構なお値段で取引がされています。
見た目がコンクリートなので安っぽいイメージかもしれませんが、よく見るといろいろ手が込んでいます。

コンクリートの中には小さな御影石がちりばめられています。
手作り感を出すためにのみを使った手作業で壁に凹凸をつけていたり、緊急用の非常階段が部分的に庭や総省区のように配置されていたり、本当に素晴らしいデザイン。

興味がある方は、バービカンで定期的に建築ツアーが行われているので、トトロを観るついでに参加してみると面白いです。

バービカンのツアー(リンクします)







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