2007年6月29日金曜日

ニュース速報


英国時間6月29日朝2時ごろ。
ロンドンの繁華街ピカデリーサーカスの近く、ヘイマーケット通りで爆破物が見つかりました。
救急車の運転手が不審な車をテロホットラインに通報して、警察が調べると中から爆発物が見つかったそうです。
幸いにも爆破は未然に防がれました。
朝からまわりは交通規制で大変です。
昨日はトニーブレアさんからゴードンブラウンさんに首相が交代したので政治的な威嚇かも、という見方もありますが、今はまだ解りません。
とりあえず未然に防ぐことができたというのはいいことです。

マリボーンレイン


ロンドンには村っぽいエリアがいくつかありますが、マリボーンレイン界隈もそんなひとつ。
イギリスではどんどん減っている個人商店が並んで、個性のある通りです。
この辺りでご飯を、という人にお勧めなのがCaldesi。
http://www.caldesi.com/
一階はカジュアルなバーで食べ物も出されますが、二階がレストランです。
今日はお買い物の途中で簡単なお昼ご飯、そこでパスタとサラダにコーヒーのみですが、もちろん本格的なイタリアンも楽しめます。
お料理のレッスンを受けることもできるそう。
ティムちゃんはダックのラビオリ。
私はシーフードのフェトチーネを頼みました。
グリーンサラダも程よい大きさでお味も満足。
赤ワインを一本とコーヒーで合計60ポンド程度。
サーヴィスがとてもいいのが印象的でした。
ご飯の後はブラブラ歩いてかわいい靴屋さんを覗きました。
天井からおしゃれな靴がたくさん下がってギャラリーのよう。
かわいい靴を見つけたので履いてみるとぴったり。
でも295ポンドもしたので買ってもらうのはやめました。
何か特別な日に買ってもらうのにはいいかもしれません。
ボンドストリートの駅が最寄です。

セルフリッジ百貨店


私はお買い物が大好きです。
ティムちゃんもそう。
もうすぐホリデーなので新しい水着も欲しいし、他にもリゾート用のお洋服がたくさん必要です。
そこで二人でセルフリッジ百貨店に出掛けました。
ファッション関係の物が欲しければ、私たちが行くのはここ。
自分のものを選ぶなら一番です。
電化製品や家庭関係ならジョンルイス。
品揃えもいいし保障期間が長いのが特徴です。
プレゼントを選ぶならスローンストリート。専門店が並びます。
そしてお買い物に一番いい時期が6月の終わりと12月の終わり。
この時期にどこもセールを行います。
セルフリッジに行ってみるとセール初日ということもあってすごく込んでいました。
ルイヴィトンやグッチ、プラダのコーナーは入場制限も設けられていました。
早速水着のコーナーやラルフローレンなどのコーナーを覗いて見ましたが、いつもそう。
欲しいものはやっぱりセール対象外。
それでもやっぱり欲しいものは買ってしまいます。
ティムちゃんはチェリー色の水着とコーラルオレンジ色の水着を買いました。
私はTシャツと他にもニットのトップをいくつか。
2時間ほど見て廻ったので、パブで休憩です。
その後はイタリアンでランチ。
午後からはボンドストリートとサウスモートンストリートでさらにお買い物をしました。
車で出掛けたのですが、セルフリッジの駐車場に入れました。
ここを中心に全て徒歩で廻れますし、駐車代が安いのが魅力。
止めている間に10ポンドで洗車もしてくれます。しかもハンドウォッシュ。
たくさん買い物をすると車まで荷物も運んでくれるので、お姫様気分です。

2007年6月28日木曜日

ホリデー


イギリスでは有給休暇は4-5週間といったところ。
会社によっては一回のお休みは2週間までなんて規定のあるところもあります。
でも私は自営業なので関係なし。
ティムちゃんも規定はあるけど無視できるので、私たちのホリデーは長めです。
リヴィエラで過すことが多いんだけれど、2006年は趣を変えてスペインとの境にあるコリオールを訪れました。
ここはアンチョビーの産地として大変に有名な元漁港ですが、今は観光で成り立っている町です。
日曜日と水曜日に街の広場で市が開かれます。フランスというよりもカタランと形容すべきところです
バーガンディーに住んでいるフランス人の友人はコリオールのことを
「いいところだよ。でも第三世界だけど・・・。」と形容していました。
パーピニヨンに飛行場があるのでそこから電車に乗るかレンタカーを借りてもいいと思いますが、小さな町なので車なしでも問題ありません。
私たちはイギリスから2日かけてくるまで来ました。
ユーロトンネルで電車のフェリー版といった感じ。
海峡をわたるのに35分というスピードです。
大陸は車の仕様が異なるので乗り慣れた車が一番。
 
コリオールの第一印象は「わあー、きっとサントロペってこんな感じだったんじゃあないのかな?」
ここを選んだ理由のひとつがリヴィエラの荒れようとインフレだったのでとてもうれしくなりました。
ここには2週間の滞在予定だったのでホテル選びには時間をかけました。
結局ふさわしいと思えたのが今回泊まった Casa Pairal と 残念ながら日にちが合わなかったRelais 3 mas
Casa Pairalはコリオールの町の中心にありながら庭とプールがついています。
のんびりと読書をしたりワインを楽しむのには最適。
ホテルの横には小さなカフェがあって手作りのジャムやコリオールのワインなんかを売っています。
私はここで毎日氷をたっぷり入れたロゼワインをピッチャーで頼んで朝を過しました。
午後からはプールサイド、夕方にお風呂を済ませてから町に繰り出して夕食のレストランを決めます。
予算のある方にはミシュランの星付、ネプチューン。
高いなりにナカナカのお味です。
和食フュージョンの Le 5eme Peche暑くてヘタっていた時に桃太郎君におそうめんを作ってくれたレストランです。
とても質の高いお料理をこれだけ低価で出しているレストランはロンドンにはありません。
ティムちゃんがオーナーシェフのイイジマさんに、ロンドンに来る気があるならレストランを出してあげると誘っていましたが、あっさり断られてしまいました。
パスタならEl Capillo。
クオリティーの高い、カジュアルレストランならLe Vaubann。
他にも美味しいところはあるかもしれませんが、ハズレのレストランが多いのでご注意。
スペインまでホンのちょっとのドライヴなのでスペイン料理を、という方におすすめなのがRosesの近くにあるMas lledoner
ここのパエリヤは私これまでの食体験のの5本の指に入ります。

ホテルの隣のカフェ

Pecheのオーナーシェフ飯島さんと息子の桃太郎君

コリオールで手に入れたかわいい熊(後に英国製であることが発覚)

Le Voubannの美人ウエイトレスと桃太郎君。

 
コリオールを後にした私たちは少し北上してヴィラで1週間を過しました。
外食が続いた胃には家庭料理がぴったり。
ドードインの田舎の何もないところでただ泳いでお料理を楽しみます。
その後はトールの南に5日、トールの東,アンボワーズに5日滞在して帰国しました。

2007年6月25日月曜日

ボートン・オン・ザ・ウォーター

コッツウォルズのツアーではずせない村、というのがいくつかありますが、ボートン・オン・ザ・ウォーターもそのひとつです。 俗っぽすぎ、という人もいますが、人気があるから仕方ありません。 真ん中にウィンドラッシュという浅瀬が流れて、コッツウォルズのベニスと呼ばれています。 川の両側にはかわいいお店がズラリ。

私のお気に入りは駄菓子屋さん。
壜詰めのお菓子を量り売りしてくれます。
いつも桃太郎君に3種類くらい、ジェリービーンズや何かを買って行きます。
今日はレジの横にロックがあったのでいくつか買いました。
これは金太郎飴みたいな棒状のもの。
バスの中でお客様と食べました。
この村にはモデルビレッジがあります。

実際の村をミニチュアで再現したもので、よくお客様をご案内しています。
中にはミニチュアのモデルビレッジもあってさらにその中にミニチュア。
川沿いのティールームでお茶をするのも楽しいひと時で、あっという間に時間がたちます。
駐車場に向かうとき見つけたトラフィックワーデン。
駐車違反の切符を切る専門家です。
日曜だというのにご苦労様。

キフツゲート・コート・ガーデン





お庭の好きなお客様とキフツゲートに行ってきました。
ここはナショナルトラストのヒドコートの近くで、比べるとずっとこじんまりしています。
庭自体にかなり高低差があるので、少し歩くとまったく違った表情が楽しめます。
歩き方は好きずきですが、お庭の入り口からすぐに右手の斜面を降りて、ぐるりと回りこむように歩くと半円形のスイミングプールに出ます。


ここがキフツゲートの一番低い部分ですが、かなり高台にあるので遠くの景色まで見晴らすことができます。
逆に下からおうちを見上げる風景も素敵です。
丁度真ん中にサマーハウス。


1930年代に現在の持ち主のおばあちゃんに当たる、ヘザーさんが園芸家のバンヤードさんから買った苗を植えて、戦時中放ったらかしにした結果ぐんぐん伸びたのが有名なキフツゲートローズです。
専門家の鑑定でRosa Filipesの野性的な亜種であることが判りましたが、バンヤードさんが亡くなったあとで何と何を交配したのかという記録は失われてしまいました。
キフツゲートローズと名づけられたオリジナルの3本が、ローズボーダーに入って右手に見られます。
高さが20メートルぐらい、野生種らしい一重咲きで圧倒されます。


ローズボーダーの奥、ウォーターガーデン。 http://www.kiftsgate.co.uk/

2007年6月23日土曜日

カンティーン


スピタルフィールドにあるレストラン、カンティーンは私のお気に入りのひとつですが、場所的にちょっと頻繁には行けないという感じでした。
今週、そのカンティーンが2号店をロイヤルフェスティバルホール横にオープンしたというので、早速ティムちゃんとランチしてきました。
外にかなりのテーブルが設けられていますが、結構なかも広いつくりです。

お店の中はこんな感じ

カラフェのワインを飲みながらじっくりメニューを検討。

今日のお勧めは小さなスタンドに載っています。

前菜には鯖の燻製とポテトサラダ。結構ボリュームあり。

メインには今日のロースト、ポークを選びました。

ワインはイタリアのヴァルポリチェーラ。

これ以外に軽食でもOK.、朝ごはんも一日中食べられます。

http://www.canteen.co.uk/

2007年6月22日金曜日

My lunch


Okonomiyaki with HP sauce.

HPソースというのは、日本のとんかつソースに似ています。
HPはHouses of Parliament(国会議事堂)のことです。
議事堂のレストランでこのソースが使われているのを知った発案者がネーミングしたそう。
英国の代表みたいなソースですが,100年以上バーミンガムで作られていたのに、2007年からオランダに工場が移ってしまいました。
これは世界的に有名なハインツがHPカンパニーを買収したためだそうです。
去年、英国を代表するデザイン、ということでポールスミスが特別ボトルをデザインしました。
お好み焼きを食べるのに、ソースやマヨネーズ、マスタードはこちらのものを使います。
でも絶対にはずせないのは紅しょうが。
これが入っているかどうかは味をまったく変えてしまいます。
青海苔も日本食料品店から調達します。

Visit Britain Shop


英国政府観光庁の公式ウェブサイトで「オンライン・ショップ」が開設されました。オイスター・カード、ロンドン・トラベルカード、ブリットレイルなどの交通パスやカードからロンドン・アイなど人気アトラクションの入場券、英国内の地図まで、英国旅行に役立つ様々なアイテムを、ウェブサイトを通じて販売しているそうです。
トラベルカードやオイスターカードは英国でも勿論購入可能ですが、前もって用意しておきたい、という人にはいいかもしれません。
特にヒースローから市内まで地下鉄で向かうなら、慣れない売り場でまごつくよりは、事前準備がお勧めです。
為替レートと便利さを秤にかけてご利用ください。
http://www.visitbritaindirect.com/ja-jp/default.aspx?url=/shop

Mob-Log


携帯電話からブログに投稿できるのは知っていましたが、試したのは下の記事が初めて。
ただ、英語しか送ることができません。
でもこれまでは携帯で撮った写真をブルートゥースでコンピューターに送って、コンピューターで記事を書いていたので、ワンステップ節約というわけです。
前の投稿に編集機能を使って日本語を加えたら、いきなり過去の記事全てが文字化けして、朝からパニックしてしまいました。
戻すのに30分以上かかって、大変でした。
まあ、この日本語を入れなおすと文字化けしてしまうケースはゆっくり調べるとして、今のところはたまに出先から投稿するのに使います。
短い英語のコメントをつけて。
7月6日からホリデーに出掛けるので、便利かもしれません。
ただ、タリフによってはコンピューターを使うほうがお徳かも。
去年のホリデーでは、携帯でメッセージや写真を送ったりしたので、200ポンド以上の請求書が届いて慌てました。
今年はきちんと値段の下調べをしてから使うことにします。

Mob Log


My first mob-log. Shame it's only in English.

2007年6月20日水曜日

ロイヤル・アスコット


6月には社交界行事がたくさんありますが、もっとも華やかなものは「ロイヤル・アスコット」です。
18世紀の初め、アン女王様の時代に始まったそうですが、アスコット競馬場では未だに当時の緑色の服装の守衛がいます。
エリザベス女王様を始め、王室の方々もウインザーから馬車でお越しになられます。
去年はアスコットが改装工事中で、ヨークで「アスコット」が行われたのですが、やっぱりこちらが本家です。
木曜日はレィディースデイで、着飾った人たちがリッチモンドでも見られました。
リッチモンドから鉄道で、30分かからないくらいでアスコットに行くことが出来ます。
私はおうちでテレビで楽しみました。
今日はどの馬にかけようかな?
新聞を広げるとやっぱりピンと来る馬が・・・。
ところが第一レースも第二レースも賭けた馬は4位にしか来ませんでした。
今日の本番は3時45分のゴールデンカップです。
本命はYatesですが私はLord of the Sudに10ポンドEachwayで賭けました。
ということで結局60ポンドすってしまって終わりです。
残念でした。
さあ、来週はウインブルドン、誰に賭けようかな?

テイスト・オブ・ロンドン


イギリスの6月は最高の季節です。
4月がお誕生日の女王様も、お天気のいい6月に公式お誕生会を開くぐらいです。
6月には公式行事が目白押し。
そんな中ひときわ目立つのが「テイスト・オブ・ロンドン」です。
毎年これには参加して、どんな食べ物や飲み物がハヤリなのかをチェックします。
今年も早々とチケットが届きました。
ロンドンの北、リージェントパークで毎年行われるのですが、このチケットでVIPラウンジの利用とシャンペンが一杯付いてきます。
チケットは50ポンド。
勿論入場だけのチケットもあって、そちらは21ポンドから。
いろんなレストランやワイン業界が参加して、まあゆっくり楽しもうという趣向です。
サンプルの食べ物を試したりするのが楽しみですが、有名シェフのトークなどもあります。
ロンドン以外にも、バース、バーミンガム、エディンバラなどで行われています。
イギリスはまずい、と誤解している方は是非覗いて頂きたいイベントです。
安くて美味しいものはありませんが、お金さえ出せばいくらでも美味しいものにありつけるのが英国です。
http://www.channel4.com/life/microsites/T/taste/index.html

2007年6月19日火曜日

エミレーツ・スタジアム 桃太郎君の交換留学5







ティムちゃんと桃太郎君はアーセナルのファンです。
そこでスタジアムツアーに行くことにしました。
桃太郎君がスペインに行った時は、ヌーカンプに行っているので比べるのも面白いかな?
アーセナルのスタジアムはスポンサーの名前を取って、エミレーツと呼ばれています。
前のハイブリーからそれほど離れていませんが、雰囲気はまったく変わってかなり近代的な建物です。
私は仕事柄マンUとチェルシーはスタジアムツアーに行ったことがあるのですが、ここのツアーは初めてです。

ダイレクターボックスからの眺め。
椅子がすわり心地よさそう。

監督のベンガーがデザインしたという更衣室。
風水に凝っていて、角のないクツワ形になっています。
真ん中のテーブルにはハーフタイムに軽食が用意されるそう。

ハイドロマッサージのお風呂

マッサージ室

グラウンドに出る入り口。
このグラウンドにはスプリンクラーやエアコンの装置もあって、世界最高の設備を誇っているそう。
1時間ほどのツアーのあと、買い物、そしてトロフィーや資料の展示してあるミュージアムの入場も料金に含まれて居ます。
大人二人と子供二人のファミリーチケットが30ポンド。
お勧めです。

ロンドン塔 桃太郎君の交換留学4


スペインから来ているハヴィア君とポール君を連れて、ロンドン塔に行ってきました。
普段の観光では1時間半も居ればいいほうだけれど、今回はなんと3時間強居ました。
一つ一つ説明をしたりしながら歩き回ったので結構疲れました。
ちょっとベンチで休憩。
ロンドン塔には王室の宝物が保管されています。
530カラットのアフリカの星や、帝国王冠など、見ごたえたっぷり。
でも住んでいる人はなかなか来ません。
ティムちゃんは今回が初めて。
中央のホワイトタワーにある鎧の展示が気に入ったそうです。
ここに住み込みの管理人さんがいわゆる「ビーフィーター」一人だけ女性が居ます。

2007年6月18日月曜日

ハードロックカフェ 桃太郎君の交換留学3





スペインから交換留学生として来ている、ハヴィア君をつれてハードロックカフェに行ってきました。
バルセロナの郊外、小さな町から来ている彼にとって、ロンドンは大都会です。
リッチモンドから鉄道でウォータールーへ出て、地下鉄ジュビリーラインでグリーンパークへ。
途中でビルボード(大きな看板)の写真なんかも撮りながらの行程です。
ハードロックカフェはいつも賑やかで、予約は取ってくれません。
そこで12時丁度にレストランに到着しました。
桃太郎君のお友達のジョー君と彼のパートナーのポール君も一緒です。
ティムちゃんとジョーのマミィ、デボラと私で7人グループです。

ウエイトレスが注文を取りに来てくれました。
「マミィ、カクテル頼んでいい?」
桃太郎君はカクテルが大好き。
勿論ノンアルコールです。
でもここのカクテルは8ポンドもします。
「お土産にグラスをもらえるんだって。ねえ買って。お願い。」
ティムちゃんは甘くて、何でも買い与えるのが悪い癖です。
桃太郎君も知っているので、欲しい物があるときには必ずティムちゃんに言います。
今日もあっさりと許可を与えてしまいました。


そうなると他の子もみんな欲しがるので、結局子供の飲み物だけで32ポンド!

私はチーズバーガー。
残念ながら外は雨模様。


お食事の後はお隣のショップでさらに散財させられました。

桃太郎君の交換留学2


桃太郎君が交換留学生としてスペインでホームステイを体験して2ヵ月後、今度はスペインからパートナーのハヴィア君がイギリスにやってきました。
少しでも英国滞在を楽しんでもらえるように、プラン作りが大変です。
まず、桃太郎君のお部屋の大掃除。
ダブルベッドが入っていたのをシングルベッド2つに変えました。
これで夜、一緒に映画を見たり、PS3やWiiを楽しめます。
カーペットクリーナーに来てもらって、お部屋もすっかりきれいになりました。
コカコーラやお菓子など、普段買い置きのない物もたくさん用意しました。
初めての夜は何を夕食に出そうか、ティムちゃんと随分迷いましたが、ビーフとエールのパイに決定。
英国らしいでしょう?
スペインからお土産にアーモンドのビスケットとオリーヴオイル。
バルセロナの写真集も貰いました。
カタコトの英語で話すハヴィア君はとってもかわいくて、ティムちゃんも私もすっかり大好きになりました。
一週間という短い間だけれど、家族の一員です。

2007年6月7日木曜日

ターナーのおうち


ウォータールーから25分ほどでセントマーガレット駅に到着します。
Zone4なのでワンデイトラヴェルカードが便利です。
駅を出たら右手に進んでクラウンロードを渡って、さらにセントマーがレットロードを進むとサンディカムロードが右手に見えます。
角から3軒目の白いおうちがターナーのデザインしたおうちです。
オリジナルの建物は、2階があったのは中央玄関の上だけのようですが、後に建増しがされたようです。
ロンドンにギャラリーを持っていたターナーですが、テムズの傍、憧れのジョシュアレイノルズのおうちが見える所に、と自ら設計して父親と家政婦とでひっそりと住んでいました。
大金持ちだったのにかなり質素な暮らしだったようです。
父親は毎朝野菜をロンドンに運ぶ荷馬車に乗せてもらって通勤(ターナーのギャラリーの管理人だった)していたようですが、彼のリュウマチが悪化したのでロンドンに再度移り住みました。
今は完全なる住宅地になっていますが、ターナーが家を建てた1812年にはここからテムズまでは畑が広がっていました。徒歩で5分強でテムズに出ることが出来ます。
セントマーガレットロードの北側はトウィッケナム公園で、ミドルクラスの人たちの憩いの場でした。
川沿いにはヴィラが立ち並び、フランス革命から逃れてきた貴族たちがたくさん住んでいました。
残念ながら殆ど残っていませんが所々でフランス語の通りの名前が歴史を偲ばせます。
http://www.turnersociety.org.uk/
このリンクはターナーソサエティーのリンクです。

ノッシュ



ちょっとシンプルなものが食べたかったので、近所にあるレストラン、「ノッシュ」に行ってきました。
ノッシュというのは「ぱくつく」くらいの感覚です。
よくティムちゃんと「もし違う人生だったら・・・」なんて会話をする時に「レストラン経営をやってみたい」なんて話になるのですが、その想像上のレストランの名前がノッシュです。
その名前の通りシンプルだけれどいい素材で、パクパク食べられちゃうものばかりをそろえる、そんなコンセプトです。
勿論二人ともぐうたらなので、絶対に実現しないのですが、このレストランが出来た時に、ティムちゃん曰く「この名前は僕のアイディアだったのに・・・」
おまけに始めの頃はあまりノッシュにふさわしくない料理ばかりで、しかも大して美味しくもなく、自然に足が遠のいていました。
でも経営しているカップル、サムとピートはとても素敵な夫婦で、レストラン経営者としてはあまりいないタイプ。
そこでタマにメニューにチェックは入れていました。
最近になってお昼ご飯のメニューがサンドウィッチやバーガー中心に変わって、中途半端なコースメニューがなくなりました。
12時半を十分にまわった頃ノッシュに入ると、店内はガランとしていました。
とりあえず今月のお薦めロゼワイン(21ポンド)を1本頼んでメニューを眺めます。
最近ロンドンではロゼワインが大人気。
一時はオシャレじゃないイメージが強かったけれど、最近は何でもピンク。
今日頼んだワインはシャンペンのムタードが造っているロゼ。
イチゴの味がほのかにします。
何を食べようかな?
サムがやってきてワインを注ぎながら、彼女が最近行ってきたトルコの話を始めました。
歯の治療に行っていたんですって。
まあイギリスよりは安いかもね。
ボトルが終わる頃にやっと料理が決まりました。
ティムちゃんはサザーンなんとかって言う(忘れちゃった)バーガー(7ポンド)。
私はハルミチーズのサラダ(3ポンド)を前菜に、チーズバーガー(7ポンド)をメインに選びました。
久しぶりにハンバーガーを食べたせいもあって、特に美味しかった。 バーガーはホームメイドだそう。8オンスもあるボリュームで大満足。 この辺りに来られた方は是非どうぞ。


139 St. Margarets Rd, Twickenham, London, TW1 1RG
Telephone: 0871 3327093

2007年6月6日水曜日

セントマーガレット


どうしても大きな街であるリッチモンドを住んでいる地域として考えてしまいますが、実は私の住んでいるフラットから歩いて5分くらいのところにセントマーガレットという村があります。リッチモンドの駅までは歩くと15分くらい。
ということは私はセントマーガレットの住民?
でもリッチモンド橋を渡るだけでリッチモンドの繁華街。
駅は言って見れば街外れにあるわけです。
このセントマーガレットはナカナカ素敵な村で昔はターナーが住んでいました。
でもその頃は住宅地ではなく、畑が広がっていた模様。
リッチモンドの図書館で当時の地図を調べてみると、家は彼のものぐらいで地区教会すらありませんでした。
ヴィクトリア時代になってポコポコ家が立ち並んで今の状態になったようです。
ここに小さなカフェがあるのですが最近お鮨のTakeAwayを始めました。
まだ試したことはないのですが、ちょっと前に日本人コミュニティー誌に求人広告が載っていたので気にしていたところです。
今日カフェの前を通ったときにお鮨の看板を見ていたら25%割引のチケットをくれました。
後日報告します。

2007年6月4日月曜日

私の切手


ロイヤルメールのウェブサイトを見ていたら、自分の好きな写真で切手を作ってくれるサーヴィスがあると言うので、早速注文してみました。
結構新しい物好きなので、こういった記事を見つけると飛びついてしまいます。
ウェブサイトには14日以内にお届け、となっていましたが5日で着きました。
プレゼントや何かの記念日、会社のプロモーションなどにもいいかもしれません。
ただ法律の絡みか、選んだ写真のみでは切手は作れないようで、色々なデザインの切手の横に選んだ写真がおまけでくっつく感じです。
それでも自分の切手ってうれしい。
ブルーバッジのプロモーションにしようと思って少し言葉も入れました。
スマイラーというサーヴィスです。
試して見たい人はこのリンクでどうぞ。
http://www.royalmail.com/portal/rm/content2?catId=3800007&mediaId=3800008
20枚の切手が入って送料込み(!!)で14.95ポンドでした。
誰に出そうかな?

ロンドンオリンピック


ロンドンオリンピックのオフィシャルロゴが発表になりました。
・・・・・あまり人気がありません。
最初見た時はひどいデザインだと思いましたが、慣れてくるとそうでもないかな?
ボールドの部分に色や映像が入れられるので、アレンジのしやすさは買えるデザインです。
ところがそう思う人はロンドンでは少数派のよう。
発表されてすぐにBBCのニュースでは新しい素人のデザインの投稿が殺到。
ピーク時には2-3秒に1デザインの投稿があったそうです。
http://www.bbc.co.uk/london/content/image_galleries/your2012_logos_gallery.shtml
これはオフィシャルロゴを無効にするためのオンライン嘆願書。
http://www.gopetition.co.uk/petitions/change-the-london-2012-logo.html
もうすでにたくさんの人が署名しています。
続いてこのロゴを使ったフィルムで子供が癲癇を起こすという危惧が発表されました。
そのためにロゴのアニメーションはテレビでは放映しないほうがいいとか。
サイトの立ち退き問題も含めて先行き不安なオリンピックです。