2008年4月2日水曜日

ピムリコ


フランスのBeauneに住んでいる、テリーとジーナの夫婦がロンドンにやってきました。
一年に一度イースターの前後にイギリスに来るのですが、今年はヴィクトリアのホテルに泊まっている、ということなので、近くで夕食を食べようということになりました。

ヴィクトリア駅から南西の地域をピムリコといって、未だに村の雰囲気が残っているエリアです。
ここは長らくウエストミンスター公爵の持領だったのですが、戦後に代が変わった時に相続税の変わりに国家に物納されたエリアです。
ですから200年前後前の建物に混じって、政府がお金のない人達のためのカウンシルフラット(公共住宅)を建てています。
そこで道を一本隔てただけで、とってもお金持ちの人とそうでない人が一緒に生活しています。
ピムリコグリーンには、昔この近くに住んでいたということで、モーツアルトの小さな像があり、レストランやインテリアショップがそれを取り囲んでいます。
土曜日には小さなマーケットがここで開かれます。

去年はこの間紹介したAwanaに行ったので、今年はヨーロッパ料理。
Grumblesというビストロに行ってきました。

ロンドンはレストランの移り変わりが激しくて、老舗というのはあまり無いんですが、ここは60年代にオープンしたレストランでビストロです。
お友達とワイワイ気軽に食べるのにはいいところ。
7時に予約して、お店に着いたら既に満員に近い状態でした。
9時半くらいには待っている人もいて、人気なんだなぁ、と思ったのですが、お料理は悪くないといった程度。
飛び切り美味しい、というわけではありませんが、雰囲気はばっちりです。
上は私の頼んだラムチョップ、下はティムちゃんの頼んだフィッシュアンドチップスです。
4人でワインを4本空けました。ちょっとほろ酔いかな?

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