2008年4月21日月曜日

メリットとディテンション


今朝の郵便で桃太郎君の学校からメリット認定証が届きました。
日本でメリットというと、利点といった意味あいですが、英語のMeritの意味は手柄とか功績といった意味で使われることが殆どです。
学校などでは授業中や提出した宿題、プロジェクトなどでもらえる、「よくできました賞」という感じ。

桃太郎君の学校では初等部(1年生と2年生、11歳・12歳)はHMC(Head Master's Commendationの略、校長先生賞)と呼ばれる賞があって、中等部(3,4,5年生)ではこれがMeritに変わります。
1年生の時も2年生の時も学年末(7月の初め)に行われる終業式でHMCをたくさん受けた表彰をされました。

3年生に上がってMeritに変わってからも、既に2つの認定証を受け取っていて、きょうのこれで3つ目になります。
初めの認定証は10個目のメリットの認定。
2つ目のはブロンズ賞(20個目の認定)
今回受け取ったのはシルバー賞で30個目の認定です。
最高はゴールド賞(40個の認定)なのでこの学期末までにもうちょっとがんばらないといけません。
もらえるかどうか楽しみです。

さて褒められることもあれば、お仕置きもちゃんとあります。
イギリスの学校ではディテンションといいます。
廊下を走ったり、授業中の態度に問題があったりするとディテンションを受けます。
その日もしくは次の日のお昼休みに、自由時間がなくなるといった軽い物ですが、3回受けると校長先生の閻魔帳に名前が記録されます。そして土曜日に学校に来て、半日お勉強をしないといけません。
幸い桃太郎君はまだこのサタデーディテンションを受けたことはありません。
でもお昼ご飯のときに、食堂の入り口近くに荷物を置きっぱなしにしたかどで、ディテンションを受けたことが一度あります。

暴力やドラッグなど、重い処罰が必要な時ではなく、ちょっとした規律を守る為、といったところ。
本当に重大なことをしでかしてしまったら、停学や退学、もしくは成績不振などの場合は自主退学の勧告などもあるそうです。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

桃太郎君は優秀なんですね!
次のゴールド賞ももらえるといいですね。
桃太郎君は将来の目標もすでに決めてありますか?
 

Miki Bartley さんのコメント...

マダム、クルーズの記事、うらやましく読ませてもらっています。
桃太郎君は試験の出来はよくないんですが、宿題とか授業中の態度で点数を稼いでいます。
でも中等部に上がってからは、試験の結果の方がどんどん重視されるようになって来ました。
将来の目標はまださっぱり。
写真とか映像に関する分野に興味はあるみたいですけど。
マダムのお姫様はどうですか?
同い年くらいでしたよね。

匿名 さんのコメント...

うちの息子たちはどうかしら?というくらいいい加減な母なのですが、次男とちび君は騒いだりイタズラをして残って何かをやらされることはたまにあります。
暴力とか暴言での停学や退学というのもあるようですが、そっちは幸いないみたい。

Miki Bartley さんのコメント...

ディテンションの一つや二つ・・・と軽く考えられる程度のことは、別に気にする必要はないと思います。
子供ってそうしてやっていいコトと悪いコトを勉強するみたいですから。
この記事をアップした次の日に、桃太郎君はディテンションを受けました。
授業中にケータイが鳴っちゃったんですって。
オフにするの忘れてたそうです。