2008年6月19日木曜日

ロンドン1番地


今日はロンドン1番地にお勉強に行ってきました。
地下鉄のハイドパークコーナー駅を上がったところで、建物の名前は「アプスレイ・ハウス
ウエリントン公爵のお屋敷です。

彼は1815年にナポレオンをウォータールーの戦いで負かして、ヨーロッパに平和をもたらした人です。
だからこのお屋敷の前に平和の門が建っています。
「ウエリントン・アーチ」と呼ばれていますが、凱旋門で、門の上には戦車を操る女神が飾られています。
これは女神が(平和)、戦車(戦争)よりも大切だいう意味があるわけです。

そしてハウスとアーチの間には愛馬「コペンハーゲン」に乗った彼の姿を見ることもできます。

このお屋敷は、元はアプスレイ卿のために作られたものなのでこの名前がついていますが、ウエリントン公爵がかなり手を加えています。
元々はレンガ造りだったものを、現在のような蜂蜜色のバース・ストーンで覆ったのも彼です。
現在はイングリッシュヘリテイジが所有していて、有料で一般公開されています。
中はセーブルの食器類やヨーロッパの絵画がたくさん飾られていて、小さな美術館のようです。
ナポレオンの彫刻が見られるのもここ。
昔はここがロンドンの一番端っこだったんですね。
だからロンドン1番地と呼ばれたわけです。
地下鉄の駅から地下歩道を通ってくると、アプスレイハウスにちなんだ出来事が刻まれていて、興味深いです。

余談ですが、英語でウエリントンというのは長靴のことです。

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