2009年6月1日月曜日

学校からのお手紙

ハーフターム(学期の丁度真ん中にある、1-2週間のお休み)も終わって、桃太郎君は登校です。
なんだかお休みばっかりのイギリスの学校ですが、今学期は特に豚インフルエンザの影響もあって、お休みの日数が登校日を超えているのではないかと思います。

さて、桃太郎君の学校からのお知らせは、3通りの方法で我が家にたどり着きます。
ひとつは郵便で届くもの。
これは成績表とか請求書の類です。
もうひとつはブレザーポケットメールと呼ばれて、桃太郎君が制服のポケットに入れて持って帰って来るお手紙のこと。
通常お返事の必要なお手紙はこの方法です。
でも資源の問題とかで、前よりも少し少なくなった気がします。
因みに桃太郎君の学校は、環境問題に真剣に取り組んでいて、イギリス国内で初めて「カーボンニュートラル校」の認定を受けました。
そのせいもあって、資源問題には他の学校よりも真剣に取り組んでいるようです。
3つ目の方法はメール。
緊急な事態(天候のための休校その他)には学校のウェブサイトが活躍しますが、併せてメールでもお知らせが来ます。

今日のメールで豚インフルエンザの為の休校に関して、返金のお知らせが届きました。
バーサーからのお手紙です。
バーサー(Bursar)というのは、学校を国にたとえると、大蔵大臣みたいなもの。
学費や奨学金、経費など、学校のお金を一手に預かっています。

要約すると、休校は国のHealth Protection Agencyからの指示なので、学校としては従うしかなかったこと、それによって授業に多少の影響は出たものの(1週間の休校!)ウェブサイトやメールなどによって各先生たちと生徒のコミュニケーションは取られていたわけだから、授業料に関しての返金はなし。
でも学校までの送迎バスと給食費のみ、日数分を返金と決まったそうです。
因みにこれは学校が返金するわけではなく、保険会社からの返金だそうです。
学校の送迎バスは1学期当たり295ポンド、給食費は1学期208ポンドです。
サマーターム(今学期、4,5,6月)の授業予定日数は45日。
そのうちの5日が休校ということで1/9が戻ってくるそうです。
1学期の授業料の4500ポンドを考えると、1日100ポンド払っているわけだから、休校分の500ポンド返ってくるとうれしいけれど、先生のお給料は払っているわけだから、そうは簡単にいかないそうです。

今日から桃太郎君は学年末テスト。
テストはひとつの科目につき1時間半ほど。
来週の月曜日まで、毎日テストだそう。
これからチョコレートのケーキを焼いて、ちょっと応援するつもりです。

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