2009年10月30日金曜日

Keelung

私はロンドンの中華街があまり好きではありません。
ゴチャゴチャしているし、汚いし、道路わきに溜まっている雨水さえ、なんだか他と違って濁っています。
で、中華を食べたいときには、もっと別の場所に行くわけです。
先日そんな「中華街以外で私がよく行くレストラン」の一つのマネージャーをしていたアンドリューがお店を移った、という話しを耳にしました。
彼が辞めちゃってから、そのレストランはサーヴィスがぐっと落ちたので、足が遠のいていました。
レストランって、いつも思うけど、味だけじゃ商売になりません。
たまにガイドブックに「サービスは悪いけど旨い店」なんて載っていますが、そんなところに行きたいなんて、よっぽど普段美味しいものを食べていない人だとしか考えられません。
私はどちらかというとサーヴィスが1番で、それから味といった順番です。
いい気分でレストランを出ることができるのが第一条件。
とにかく、ちょっと興味があったので、中華街に足を運んでみました。
このレストランは、以前、「東海」と漢字で書いて、英語名は London Hong Kong でした。
ロンドンではこんな風に、漢字と英語の名前がまったく違う場合が多いのです。
オーナーが変わって、外も中もすっかり模様替えしたみたいです。
名前は「基隆夜市情」で、英語だと Keelung ややこしい?
なんと台湾の海鮮料理です。
で、お昼間は飲茶。
結果からいうと、とっても美味しくいただきました。
アンドリューはいなかったけど、サービスは良かった。
まだあまり知られていないので、お昼はすいていました。
ここの小籠飽は特にお勧め。もうひとつ、私が気に入ったのが、豆苗のおひたし。
温かくって、ちょっとスープ仕立て。
他にもアサリの酒蒸とか、海鮮も充実しています。
ウェブサイトはあるのかな?
住所を書いておきますね。
6 Lisle Street, London, WC2H 7BG
グーグルでこの住所を入れると地図が出てきます。

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