2009年12月18日金曜日

インペリアル or メトリック

テレビを見ていたら、面白い情報を扱っていたので紹介します。
イギリスに住んでいない人には、全く関係のない話なんだけど、在英の人はとりあえずチェックするといいと思います。

イギリスがヨーロッパといろんなことを合わせなきゃいけなくなって、随分月日がたちますが、そのひとつが重さや長さです。
私がイギリスに来た、約20年前は、インペリアルのサイズが使われていました。
インペリアルというのは、重さならパウンドやオンス、長さならインチやフィートです。
今でもお料理する時なんて、メトリックからインペリアルに直さないと、どれくらいの時間ローストすればいいのかなんてわかりませんから、とっても面倒です。
長さの方はcmとかmの方が感覚は掴みやすいけど、距離は断然マイルのほうがいい感じです。
どこからどこまで何マイル、というのはこの国に来てから身に付いた知識なので、今更kmには直せません。
でもこれはまだ、イギリスの道路の表示がマイルのままなので問題なしです。

メートルがどうして出来たのかは、以前記事にしました
昔はこんな凝った記事も書いていたんだと感心します(笑)

さて前置きはこれぐらい。
今日の話題はガスのメーターです。
各家庭に取り付けられているこのガスのメーターが、インペリアルか、メトリックか、ということなんです。
インペリアルのメーターは、キュービーック(立方)・フィートで計量されています。
ところがそれがガス会社で計算される時に、キュービック(立方)・メートルに換算されずにそのままの数値がメートルの値段に反映されているケースがあるらしい、ということなのです。
フィートはメートルの1/3。
ということで、そのキュービック(立方)だということは、27倍?
テレビではガスの料金が3倍って言ってたんだけど、1キュービック・フィートは1/3m x1/3m x1/3mだから、1/27 1 m3 よね?
算数は得意ではないので、間違っていたらごめんなさい。
とりあえず、フィートのメーターが付いている家庭は、請求書もフィートで計算されているかどうか、チェックが必要だそうです。

我が家は1930年代に建ったフラット(アパート)なので、早速チェックしてみました。
ガスメーターは案の定インペリアルでした。
ガスの請求書を探してチェックしたら・・・

・・・ちゃんとインペリアルで計算されていました。
チェッ、ツマンナイなぁ。

2 件のコメント:

のび太 さんのコメント...

読みながらいろいろと
勉強になりました。
こういう単位があるのですね。

下の魚の記事を読んで
無性に魚が食べたくなりました。(笑)

miki bartley さんのコメント...

のび太 さん、おはようございます。
切り替えの時は大変だったんですよ。
しばらくは平行表記だったんですが、今ではすっかりメトリックです。
小さな八百屋さんなんかでは、インペリアルを守るために逮捕されてもかまわないなんて人もいました。