2010年3月31日水曜日

ロッテンマイヤーさん!!

ドイツのゆき珠さんからバトンなるものが回ってきたのですが。

正直に書きますね。
私はこの手のものはあまり好きではありません。
でも、だからといって回しませんよって言うほどの、マイナス要素もありません。

回って来たのがちょっと嬉しかったりもするし。
(正直でしょう?)
じつはPharyさんのところからゆき珠さんのところに回った時点で、
「Pharyさんやゆき珠さんはブロ友(っていうんですよね?)がいっぱいいるから、誰を選ぶか大変そうねー」
と思っていたんです。
まさかここに来るとは思ってもいませんでした。

バトンのルールなど、全て(回ってきたものは)読みましたけど、3人は無理があるので、ひとりだけでいいですか?


私がお勧めするブロガーは;
ホントはPharyさんゆき珠さんとYogacatさんも、なんですけど。
お二人は既にご登場だし、Yogacatさんはお忙しいかもしれないので。
Yogacatさん、復活お祈りしています!!

ドイツから回ってきたのでドイツに返すことにします・・・。

ということで、・・・・・




ロッテンマイヤーさん!!!

よろしくお願いします。

大阪のよしみで・・・。

今度ロンドンに来られたら、「アベノ」でお好み焼きご馳走しますから・・・。

ダメかな?
でも今日本だから、よんでないかもしれないし・・・、とかって、いいわけ?

大丈夫だよね?
お願いしまーす。



◎バトンのルール
1.必ずバトンを回す、3人の大切な大好きな方々を題名に書いて驚かせて下さい。
2.回ってきた質問には素直に等身大の自分で答えましょう。
3.やらない子はお仕置きです!!
4.ルールは必ず掲載しておいて下さい。



♪  お名前は?
 バートリーみき です。


♪ おいくつですか?
 今年の12月で30代とサヨウナラ、です。


♪  ご職業は?
 ロンドン・ブルーバッジガイド(ライセンス観光ガイド)です。


♪ 今、悩みはありますか?
 特にありません。
あまり悩まないみたいです・・・(笑)


♪ あなたの性格を一言で言うと?
 楽観的。


♪ 誰に似てるって言われたことがある?
 20位の頃までは荻野目洋子に似てるって言われました。
ロンドンに来てからは、かたせ梨乃の若い頃に似てるって。
でもその人を見たことがないので、どうとも言えません。


♪ 社交的? 人見知りしちゃう?
 仕事柄誰とでも話しますけど、実はシャイです(でも誰も信用してくれません)


♪ 人の話にはしっかり耳を傾ける?
 うーん。努力はしますけど・・・どうかな?


♪ ギャンブルは好き? 嫌い?
 小さな賭け事は好きです。
でも生活を脅かしたりするほどではありません。
 
 

♪ 好きな食べ物は?
 スパゲッティー、お寿司、ローストビーフ。


♪  嫌いな食べ物は?
 納豆


♪ 好きな飲み物は?
 シャンペンとワイン。


♪  嫌いな飲み物は?
 ビール、蒸留酒一般

♪ 恋人はいる?
 ティムちゃんと桃太郎君(笑)

♪ 彼氏、彼女にするならこんな人が理想:(5つ)
1、私のことを世界で一番だと思っている人。
これが一番大切なので、後はつけたし。

2、私のほしい物を何でも手に入れてくれる人。
3、詩が作れる人
4、私の知らないことを知っている人。
5、私がおばあちゃんになっても、お姫様のように扱ってくれそうな人(笑)


♪ 彼氏、彼女と喧嘩をした時、自分から謝れますか?
 私は絶対に悪くない(爆)から、謝るなんてとんでもない。


♪ 親友と呼べるお友達は何人いる?
 二人だけ。


♪ バトンを回してきたあの人……正直この人のことは○○である
 ゆき珠さんは、まだお会いしたことがないんだけど、居酒屋で一晩過ごしたいタイプです。
思ったことをそのまま口にするのは私と同じ。
見たままそのままなので、きっと安心できると思います。
都会でフラット生活というところや、だんな様+男の子(数は違うけど)など、共通点が多いので、親近感を覚えます。
赤ワインが好き、とのことなので、楽しみです(笑)

♪ 今までの自分の経歴で面白いことや自慢できることは?
 面白いことはたくさんあります。
そのうちブログに書きます。

♪ これのためなら一食抜ける!
 実は食べたいものが決まるまで、食べなくても平気です。
でも食べたいものがあると、おなかがすいていなくても食べちゃいます。
食べ物よりも大事なもの・・・何にもないかも(笑)
 
♪ 趣味・特技(いくつでもOK!)
 趣味はロンドンの観光(笑)
 読書とお料理が好きです。
 イラストを描いたり、お話を作ったりするのも好きです。

♪  今、行きたい場所は?
 スコットランドの田舎。


♪ もし自由に使える10 万円があったら何に使う?
 10万円っていくら? 700ポンドくらいかな?
 家族でご飯を食べに行く。


♪ 将来の夢を語ってください。
 今のままで十分幸せ。
 このままの幸せが続いて欲しい。
 欲をいえば、田舎で鶏を飼って生活してみたい。


♪  その為に何かしていることはある?
 何もしていないけど、鶏の飼育に関する本は読んでみようかな?


♪ バトンを回す人の紹介を盛大にお願いします♪(印象付き)


 ロッテンマイヤーさん、
どこかで聞いたことがあるお名前だと思って、考えたらハイジに出てくる人でした。
ミンチン先生と重なって,マイナスイメージだったんですが、調べると、いい人みたい・・・って全然本人の紹介になってないですよね(笑)
ドイツで会社経営をされているということで、違った視点から海外生活をブログに綴っていらっしゃる方です。
イラストもお上手で、更新も頻繁だし、楽しみにしているブログのひとつです。
ご迷惑かもしれないことは承知していますが、どうぞよろしくお願いします。

Maze



先日Maze でランチしてきました。
ここは随分久しぶり。
オープンしたての時はディナーによく行ったのですが、ランチは今回初めてです。

急に決まったので、当日電話で席を予約しました。
少ない人数だったし、アッサリとOK、以前は混んでいたのに最近はそうでもないのかな?

メニューはセットとアラカルトから選びます。
セットの場合は10種類以上の小皿料理から、4皿、5皿、6皿という風に選びます。
4皿セットで30ポンド弱。
ミシュランの星付きで色々チョコチョコ食べてみたい人にはいいかも。
そういった食べ方は、この手のお店では「シェフのお勧めコース」を注文して、食べ物だけでひとり100ポンド前後というのが相場だっただけに、随分お徳感があります。
アラカルトは2つに分かれていて、左手に「冷たいものと温かいもの」
右手には「お魚とお肉」
「前菜」「メイン」と書かなかったのにはわけがあります。
ウエイターがやってきて、お店のコンセプトを説明するのですが、
「タパスみたいに量が少ないので、沢山いろんなものを注文して、お楽しみください。ちょうどいい量は左から2皿、右から2皿といった感じです」
マーケティング、上手いなぁ。
アラカルトのそれぞれのお料理は10ポンド前後から15ポンドくらいまでです。
高価な材料のものはありませんでした。
でもそれなりに工夫してあるので、イギリス料理にありがちな「素材が全て的なメニュー」よりはシェフの腕やアイディアが肝心のようです。
不景気な時なりに、努力が認められる?

そのお料理によるのですが、日本人なら前菜には1皿で十分です。
でもメインだと1皿じゃ少ないかな?
だから、ひとり3皿でちょうどだと思います。
いろんなものを頼む時はワイン選びが難しいのですが、私はそんな時はバーガンディーの赤を冷やして持ってきてもらいます。
お魚にも、お肉にも、お野菜にもぴったり。
私は鴨のパテ、うなぎと赤カブ、豚肉の頬とバラの2種という3皿を選びました。
鴨のパテ。
平凡な一品。他を頼めばよかった。
うなぎと赤カブ。
うなぎは燻製にしてあって、私の小指くらいの大きさのものが2切れ。
後はカブばっかり、材料費っていくらかって考えちゃいました(笑)

豚肉2種一口ずつでおしまい。
手前左手がパンプキンのピューレなんだけど、私の親指くらいです。
そして、私の手はとっても華奢(爆)

トップの写真は私のお客様の一皿。
春らしくってとっても綺麗だったので、写真を撮りました。
「ロンドンのバーベキューサーモン」ですって。
さっと表面に火が通っているだけで、中はまだレアです。
とてもおいしそう。鴨の代わりにこっちにすればよかった。

パッとメニューを見たときは「安い」と思ったのですが、この後コーヒーとデザート(私は食べないのでひとつだけ)を取って、合計135ポンドでした。
ワインはリストの中でかなり安め(40ポンド前後)のものを選んでこのお値段です。
やっぱり有名店はワインが高いです。
その辺のお店(ロンドンでも)と比べると、1.5倍から2倍のお値段です。
席に付いてすぐ、はじめに勧められたシャンペンまで飲んで、中間くらいのお値段のワインを飲んでいたら、やっぱりひとり100はカタイと思います。
女の子同士のランチにはとっても楽しいと思います。
おしゃべりを楽しみながら、お皿を比べあいっこ。
とってもカジュアルな雰囲気ですから高級店が苦手でも大丈夫です。

2010年3月24日水曜日

退院しました

桃太郎君、おととい無事に退院しました。

たくさんのメッセージやお見舞い、本当にありがとうございました。
この入院で、2kgちょっと桃太郎君はやせてしまいました。
あの食事だと、食べる気力を出せって言う方が無理かも。
NHS,病室の提供と食事をセットにして、プライベートに「痩せたいクリニック」にしちゃえば儲かるんじゃないか、と思ってしまいました。

退院した桃太郎君に「最初の晩ご飯はナニが食べたい?」と聞いたら、
答えは「ローストビーフ」でした(笑)
桃太郎君、見かけは日本人ポイけど、おなかはイギリス人だなぁ。

今日は無事に学校に行きました。
本当は昨日行きたかったそうだけど、さすがに止めさせました。
今日はティムちゃんも珍しく会社に行っちゃったし、私一人でお留守番です。
我が家、平常に戻りました。

2010年3月21日日曜日

LPDJ

最近ずっと食欲もなく、キッチンに立つ気力もなかったのですが、見かねたティムちゃんが、ご飯に連れて行ってくれました。

桃太郎君が移った、新しい病院は、以前のものに比べてずっと面会時間が厳しいのです。
以前は2時から8時が建前でしたが、朝から晩までズーッといても何も言われませんでした。
今度の病院は、面会時間は3時から9時。
それ以外は特別許可を得ないといけません。
そこで病院に行く前に、近くでちょっとお昼ご飯、という気になったのです。

場所はウエストフィールド
ヨーロッパで一番大きな「都市型モール」です。
ここに最近新しくオープンしたお店。
「LPDJ」という名前です。
以前コベントガーデンにあった、Le Palais de Jardin です。
リースの関係でコベントガーデン店を閉めて、オーナーはあちこち旅行を楽しんでいたのですが、やっとロンドンに帰ってきて、このお店を開きました。

多分今ロンドンで一番「Value for Money」なお店です。
同じものを他のレストランで食べたら、多分倍以上するんじゃないかな?
クオリティーを落とさずに、マージンを落としたすごくいい例です。
前菜は5ポンド前後。
私が頼んだのはフォアグラのソテー。
メニューをよく見たら、鵞鳥じゃなくてチキン。
だから随分軽めですが、却ってその方がいいという人も多いとおもいます。
動物愛護の人は特に(笑)ティムちゃんは小エビのカクテル。メインには二人ともロブスター。
ここはロブスターが手軽に頼めるお値段なのです。
ティムちゃんは冷製で、かにとポテトサラダつき。私はシンプルにロブスターのグリル。
チップスも追加しました。
今回はこんな風に食べたけど、ここでのお勧めは魚介類の盛り合わせ。
ロブスターやカニなんかがのってるアレ。
ひとり20ポンドくらい。
平日のお昼はすごくすいていたけど、週末はとても混み合うそうです。
ウェブサイトはありません。
ウエストフィールドのシェパーズブッシュ側、サザーンテラスという並びで、ワガママの隣です。
上に出来た新しい映画館も評判がいいみたいだし、デートにぴったりかも。

2010年3月20日土曜日

鍵穴手術


桃太郎君は気胸の処置に少し反応を見せたものの、良好な結果が得られないということで、手術を受けることになりました。
そこで、この手の手術では定評のある、ロンドンのある病院に移ることになりました。
リッチモンドからは少し距離はありますが、車で3-40分くらい。
無事におととい手術を終えました。

開胸手術ではなく、キーホールサージョリーといわれる手術です。
訳すと鍵穴手術。
小さな穴を開けて、カメラを挿入して、その映像を見ながら手術をします。
全身麻酔なのですが、体への負担が随分軽いので、術後が楽なのがプラスです。
イギリスで、幾つかこれのエキスパートといわれる病院があるのですが、今回お世話になった病院もそのひとつ。

すべて無事に終わったので、来週には退院できそうです。

新しい病院は前と同じ大学病院というカテゴリーですが、大学の格はひとつ(たぶんもっと)上です。
デモね、立地がいただけません。

イギリスでも有名な刑務所のお隣。
だからどうってわけじゃないけど、病院の建物も工事中の部分が多くって、全体に暗い雰囲気です。
とりあえず、刑務所の写真を載せておきます(笑)
BBCのすぐそばです。

そしてね、一番イヤだったのは、駐車場のシステム。
これまでの病院は駐車場に車を入れた時にチケットをもらって、出る時に払うシステム。
今度の病院はペイアンドディスプレイといって,時間分の駐車場代金を先払いして、ダッシュボードのそのチケットを提示するシステム。

もう言わなくてもわかりますね。
初日にティムちゃんは駐車違反の切符を切られてしまいました。
病院側の都合で待たされて、気が付いて追加分を支払うために病棟を出たものの、道に迷って駐車場で車を見つけたときには手遅れ。
この間の切符も、どうやらそのまま払ってしまう雰囲気です。
金運ナシ、ティムちゃん。
でもね、病院の駐車場にこのシステムはちょっと非人道的では?と思ってしまいました。

イギリスの病院ごはん

タイトルそのまま(笑)
お味はノーコメントということで・・・。
でもメニューから選べます。
メニューの種類は病院によって違うようです。




2010年3月18日木曜日

病院生活

昨日も朝から晩まで桃太郎君のベッドのそばで1日を過ごしました。
6人部屋で、3人ずつ向かい合わせのつくりなのですが、肺の関係で入院している人たちばかりです。

斜め向かいの人は30歳半ばの女の人、スロバキア人です。
なぜわかったかというと、病棟の入り口に名前が書いてあったから。
この人は桃太郎君と同じ症状で、同じ治療を受けていましたが、桃太郎君より1日遅くやってきて、おととい退院してしまいました。

桃太郎君のお隣には咳をよくするおじいさん。
お気の毒とは思うのですが、このおじいさんが咳き込むたびに、すごく苦しそうな音なので、ちょっと隣にいるのがイヤになってしまいます。

昨日、そのおじいさんのところに、新しい看護婦さんが来ました。
ここは大学病院なので、いろんな人が来ます。
医学生や看護学生なんかも。
「どう?元気ですか?」
なんて、とってもフレンドリー。
少し後に「ところで、お誕生日はいつ?」とその看護婦さんが聞きました。
普通、看護婦さんが誕生日を聞くのは、その人が本人かどうか確認するため。
その時も、お薬を渡しに来たときでした。
でもそういった時は「Date of Birth(生年月日)」といいます。
彼女はそのかわりに「Birthday(お誕生日)」という言葉を使いました。
意味は同じだけど、印象は随分違います。

おじいさんは、「どうもありがとう。でもまだもう少し先なんです」と応えました。
看護婦さんは「あの、本当に知りたいの」
おじいさん「そのキモチだけで十分です」
カーテン越しに聞いていた、桃太郎君と私は、もうおかしくっておかしくって声を上げて笑ってしまいました。
病院生活も、耳を澄ませば悪くないかもね。

でも1時間後にはスロバキア人の替わりに入ってきた人が、おなじ病室で亡くなりました。
一度に10人くらいお見舞いに来て「狭いのにカーテンを閉めたままなんて、変だなー」とは思っていたのですが、何となく雰囲気でそうとわかりました。
2時間ぐらい、そのベッドのカーテンは閉められたまま、時々ナースが注意深く出入りしていました。
カーテンで仕切られているだけなので、中の会話は周りに筒抜けです。
「死亡証明書」とか「「遺体安置所」とか、はっきり言って病人には聞かせたくない単語がたくさん出てきました。
桃太郎君はあまり気にしていないようでした。
それよりもナースの態度が変わりないことに気付いて、
「病院なんかで働いていると、普通になっちゃうんだよ、きっと」と言いました。
そのあとポツリと「僕はナースにはなりたくないな」
本当に大変なお仕事だと思います。

2010年3月15日月曜日

イギリスの病院

桃太郎君はまだ入院中です。
退屈でたまらないようですが、痛みがあるわけではないので、それだけでもラッキーだと思うようにしています。
ティムちゃんは、桃太郎君の興味がありそうな雑誌を、たくさん買って病室にもって行きます。
写真家の雑誌とかコンピューターゲームの雑誌とか。
今日は冗談で、女の子のたくさん載っている雑誌を買おうというのでやめさせました(笑)

ここは大学病院なのですが、メインの建物は数年前に建てられたばかりです。
元はビクトリア時代のいかめしいレンガ造りのビルでした。

桃太郎君はこの病院で生まれました。
喘息の発作のときにお世話になったこともあります。

以前はもっと病院らしい雰囲気だったのですが、新しい建物になってから随分明るくなりました。
メインの入り口を入ると、まずハイストリートにも支店のあるスミス書店。
お向かいに花屋さんがあって少し奥にカフェも見えますから、まるでショッピングモールのようです。
イギリスはたくさんの移民がいますから、入り口すぐのレセプションには7カ国語ぐらいで「ウェルカム」とかいてあります。
残念ながら日本語はなし。

桃太郎君の病室は6人部屋で「ミックスウォード」です。
これは男女共同ということ。

男性だけとか女性だけの病室は英語で「シングルセックスウォード」といいます。
15歳までは子供なので子供病棟に入ります。
桃太郎君は胸の専門病棟なので、周りはおじいさんとおばあさんばかり。
あまりにも雰囲気が暗いので、子供病棟に入ることも考えたのですが、処置のモニターの関係上この病棟のほうがいいということになりました。

正直なところ、プライベートの病院にいくことも考えたのですが、まずこの病院の立地が他とは比べ物にならないので、このままとどまることにしました。
プライベートの病院だと、個室は当たり前ですが、閑静な住宅地に病院があったりして、不便な場合も多いのです。
それから先生も普通のNHSの先生だったりするので、この場合は移る意味があまりなさそう。

ウォードは各ベッドがカーテンで仕切ることができるようになっています。
ベッド、小さなベッドサイドキャビネット、ベッドテーブル、テレビモニターがあります。
壁には、酸素とかその他いろいろの設備が、スイッチひとつで供給できるようになっています。
テレビのモニターはプライベートの会社が提供していて、プリペイドのカードで作動する仕組みです。
1日のテレビ使用料は3.50ポンド。
このモニターは電話も兼ねていて、電話を受けたりかけたりできます。

2010年3月13日土曜日

気胸

書こうかどうしようか、かなり考えたのですが、やっぱり書くことにします。

桃太郎君はここ1週間ほど近所の大学病院に入院しています。
「気胸(ききょう)」というのが病名です。

息切れがするというのでGPに診てもらったら、片方の肺から呼吸している様子がないということで、X線検査の結果即入院になってしまいました。
痩せ型の男の子に発症例が多いそうですが、直接の原因というのは不明のようです。

簡単にいうと、肺が収まっている袋の中に肺からの空気が漏れて、その圧力のために肺自身が萎縮してしまう状態のことです。

治療の方法はいくつかの段階があるのですが、とりあえず空気を抜いて肺を元の大きさに戻すのが目標です。
桃太郎君はいろんな処置にもまったく改善の様子が見られなかったのですが、やっと昨日の夜から処置のひとつに反応が出始めました。
うまくいけば来週は退院できそうな見込みです。

あまりにも心配で、私まで病気になってしまいました。
めまいが激しくて、立ち上がることもできなくなってしまったのです。
ストレスからくる自律神経失調症だと診断されました。
とりあえず心配をやめて、安静にするようにいわれたのですが、ちょっと不可能(笑)
ティムちゃんはお仕事を全部キャンセルして、私の世話と桃太郎君のお見舞いでちょっと大変です。

桃太郎君の様子が少しよくなったようなので、私も午後あたりから少し元気が出てきました。
イギリスの病院の様子とか、書きたいことはたくさんあるので、来週くらいにアップできると思います。

桃太郎君も私も命に別状はないのでご安心ください。

2010年3月10日水曜日

新しいラップトップ

私がお仕事で使っていたラップトップを買い換えました。
これまで使っていたものは、2006年のクリスマスにティムちゃんが買ってくれたものなのですが、だんだんスピードが遅くなってきて、最近ではメインの電源に繋がないと使えない状態。
しかもすごく熱くなるので、ちょっと使うのが怖かったんです。

買い換えるにあたって、いろんな人から意見を聞いたのですが、まず最初に聞かれるのが
「なんに使うの?」
という質問。

当たり前といえば当たり前の質問なんだけど、新しいものが欲しいときって、実用的なことよりもブランドのイメージとか最新の機能とか、あまり自分の作業に関係のないことに目が向いてしまうことが多いのです。
同じお金を出すなら「あれも、これも」となってしまって、実際に使うかどうかは二の次です。
私もはじめはそういった気分で、I Book にオフィスを入れたらかっこいいし使えるし、なんて思ってました。
でもよく考えたら、今までずっとWindowsだったのに、今更変える利点がそれほどないと思い始めました。

私がラップトップを使うのは出張のとき。
おうちにいる時はデスクトップを使っています。
出張の時に必要なものは、無線ラン、ブルートゥース、桃太郎君とのスカイプ用のカメラ。
ソフトはオフィスのワードとエクセル、それからパワーポイント。
アウトルックはどっちでもいいかな?
もちろんスピードは速いほうがいいしメモリーだってたくさんのほうがいいけど、実際そんなに使うかな?
バッテリーは、電源のないところで3-4時間以上使うことはまずないので、なんでもOk。
一番悩んだのはスクリーンのサイズ。
今まで使っていたものを測ったら13インチでした。
もっと小さいと思ってたけど、結構あるじゃん。
軽いほうがいいから、同じくらいのサイズがいいかな。
本当は大きなサイズから探しはじめたんだけど、(タッチスクリーンもかっこいいし・・・)重さを見てギブアップしました。
2kg以上のラップトップなんて、とても持つ気になれない。

最後の最後までI Book がチラつきましたけど、どうせ3年前後で買い換えるんだから、値段で決めてしまいました。
HPのパヴィリオンというシリーズです。
イギリスではDellというアイルランドの会社も安くて人気があるのですが、サイトに入って買い物していると、追加がたくさん必要で、結局そんなに安くはなくなってしまいます。

私のコンピューターはアマゾンで買って、昨日届きました。
I Book を買うことに比べると半額です。
他のものならいいものを買って長く使うほうが好きなんだけど、コンピューターはどんどん新しいものが出るから、安いものを頻繁に取り替えるほうが使いやすそう。

今までのOSはXPにダウングレードしていたのですが、これからは7です。
少し勝手が違うので、しばらくは探検が続きそうです。

2010年3月6日土曜日

国際送金

この間、ホリデーの保証金の話を書きましたが、面白い結果になったのでちょっと書いておきますね。

これまでの話をかいつまむと、
1、ホリデーヴィラを契約して、そのデポジット(1300ユーロ)を指定の銀行に振り込んだ。
2、しばらくして解約の申し出があったので、デポジットの返還を要求、その後は待ち状態。

結果どうなったかというと、
仕方なく、スペインのヴィラ仲介サイトに連絡を取ったら、デポジットは折り返し返還したとオーナーが言っているといわれました。
スペインの銀行はゆっくりだから、イギリスまで最長10日かかる、なんてことも言われたのですが、それも過ぎちゃってます。
「こっちはちゃんと返したんだから、悪いのはあんたの銀行」って言われたので、今度は私の銀行に連絡を取ってみました。
事情を話してみると、「国際間送金部」の担当が調べてくれて、お返事は翌営業日に来ました。

違う国にお金を送るときは、送金の理由を書かないといけないそうです。
そういえば私が送った時は「ホリデーヴィラのデポジット」ってちゃんと書きました。
ヴィラのオーナーが折り返し返金した時は、わざわざ理由を書かずに、そのまま「リターン」したそうです。
私の銀行は「理由がないお金」を受け取ることが出来ずに、そのままスペインの銀行に戻したそうです。
が、両方の国から「リターン」されたお金は行き先がなくなって、スペインの銀行に誰かが問い合わせをするまで眠ることになった、というのが回答でした。

へぇー国際送金ってそんな仕組みなんだー。

結局その返金(イギリスからスペイン)のリファレンス番号をオーナーに送って、オーナーがスペインの銀行で手続きをして、やっと私の銀行にお金が戻ってきました。

ところで私がお金を送った時は、1300ユーロに銀行手数料を加えて、1170ポンド支払いました。
私たちのところに戻ってきた額は、1108ポンドです。
手数料は10ポンドくらいだったから、為替のために50ポンドほど損をしてしまいました。

実は始めに返金を要求した時に、1300ユーロじゃなくって、1170ポンド返してっていったんですが、ティムちゃんが「スペイン人はシンプル(イギリス人はヨーロッパで自分が一番だと思っていて、よくこういった発言をします)だから、数字を変えるとわからなくなるかもしれない」というので、さらっと流す程度に触れただけだったんです。

まぁそれは為替のせいもあるんだし、アンラッキーだった、で片付けようかとも思ったんですが、なんと、同じヴィラが同じサイトに50%増し(もともと週1500ユーロだったのが、2200ユーロ!)の値段で貸し出されているのを見つけてしまいました。
ということは、私たちの予約をキャンセルしたのは値段を変えたかったからなのね・・・。
ティムちゃんは、私たちと契約したあと、きっといくつも問い合わせが来たので、高くても貸せるって思ったんじゃないかって。

「そんな人のおうちを借りずにすんでよかった」
楽天家の私はそう思ったのですが、ティムちゃんはその人の欲の為に自分が損したのがイヤみたいです。
「みきちゃん、クレームの手紙を書いてよ」
そういうのはイギリス人の自分が書けば? と思うのですが、「アイテはイギリス人じゃなくてスペイン人だから、別に英語が母国語だということの利点はない」と都合のいいことを言われて、クレームの手紙を書かされました。
要は一方的な解約のため62ポンドの損失をこうむったので、その保障をして欲しいという内容です。
銀行からの書類を調えて、スキャンして添付しました。
別にどうでもいい、と思っていたのですが、すぐに返事が来て、銀行から送ったら手数料が高いから郵便で送ると連絡がありました。
知らなかったんだけど、国際間でお金を送る制度があるそうです。
いつ届くかわからないけど、楽しみです。

この間、日本の方から「ヘタリア」って作品を教えてもらったんだけど、ヨーロッパ間ってイロイロあって面白い。
でもイギリス人も結構へタレかもしれない。

油の処理

ロンドンに行く時に買おうと思って、その都度忘れていたものをとうとう買ってきました。
たいしたものじゃないですよ。
オイル用の缶。

我が家ではフライバンを使ってお料理することが多いのですが、その時に結構な量の油を使います。
日本ではフライパンで「焼く」という表現をしますが、英語ではフライバンは「フライ」するために使うのです。
フライには二通りあって、ひとつはディープフライ。
これは日本でいう「揚物」
もうひとつは「シャローフライ」
つまり浅い油であくまでも「フライ」するわけです。

正確な油の量はわかりませんが、他にも「パンフライ」という料理法があって、それは私のイメージでは、シャローフライよりも更に油が少ない感じです。

いずれの方法にしろ、お料理の後の油は牛乳の紙パックなどに移して「燃えるごみ」として処理していたのですが、これが結構大変。
お片づけの時にさっと油を移せる入れ物があれば、ある程度溜まってから紙パックに移すことが出来て便利です。
フライパンから油を紙パックに直接入れるのは結構な技術が必要で、こぼれた後の片付けなんかも面倒です。
でもこれからはそんな心配をしなくても大丈夫。

ピカデリーサーカスのジャパンセンターで見つけました。
6.49ポンド。
日本円で値段が400円って大きく書いてあるので、ちょっと複雑。

皆さんは油の処理ってどうしてますか?

2010年3月5日金曜日

Sheridan Smithに遭遇


お友達とリチャードのお店でお昼を食べてきました。
ここはボンドストリートにも近いし、気楽に食べられるお店なので、私のお気に入りのひとつです。
最近は3-4日に1回は来てるんじゃないかな?

3時半頃に大きな荷物を持った人達がドヤドヤ入ってきました。
何事かと思っていたら、雑誌のインタビューみたい。
誰がくるのかなーと思ってみていたら、しばらくしてシェリダン・スミスがやってきました。
彼女は以前紹介した「Gavin and Stacey」のスミジーの妹役、芸能界オンチの私がみてもわかる数少ない女優さんのひとりです。

ロンドンのおもしろいところは、セレブとすれ違う確率が極端に高いことかな?
レストランの隣のテーブル、とか、ホテルのロビーとか、いろんなところで見かけます。
先週もホテルでケイトモスを間近でみちゃったし。
いつもは声をかけようとかサインをもらおうとか、思いつきもしないんだけど、今日は何となく、聞いてみようという気になりました。

忙しい時に邪魔をするのもなんなので、リチャードにタイミングをみて聞いてもらいました。
そしたら、気持ちよくOKしてくれました。
「息子がファンなの、モモっていう名前なんです」というと、ちゃんと名前も書いてくれました。
「まぁ、うれしい、どの番組が好きなの?」
なんて応えようか、ドキッとしました。
だって他にも出てるんだろうけど、知らないし・・・(笑)
とりあえずGavin and Staceyと応えました。
一筆箋に書かれたサインには「ハイ、モモ、あなたのお母さんに会えてよかったわ。ガヴィンアンドステイシーのルードことシェルダン・スミスより」