2010年9月29日水曜日

ロールチキンのロースト

ローストチキンは土曜日や日曜日によく登場する定番メニューです。
イギリスではスーパーマーケットやお肉屋さんで、丸ごとのチキンが手に入ります。
もちろんモモ肉だけとか胸肉だけ、皮付きとか骨なしなどと細かく選ぶことも可能です。
でも多分丸ごと買うのが一番お得な値段設定になっています。
今回利用したのはスーパーに普通に売っているオーガニックのチキンです。
重さは1.5kg。
これで10ポンドちょっと。
ちなみに胸肉2枚でほぼ似たようなお値段です。

今日はそんな丸ごとチキンをちょっと手をかけてロールチキンにしてみました。まずチキンを裏返して、真ん中にナイフで切れ込みを入れます。
そしてそこから指を入れて、皮をはいでいきます。
この皮は後で使うので、破らないように注意。皮をはいだら骨から肉をはずします。
骨はおなべに入れて、スープストックにします。
そして、その一部はグレイヴィーソースに。次は皮の上に胸肉を乗せて、モモ肉を乗せて、くるりと巻いたらタコ糸で巻いて形が崩れないようにします。オリーブオイルを振り掛けて、塩コショウ、カイエンペッパーを少々。
これを180度(ファンアシステッド)のオーヴンで1時間ほど焼きます。焼きあがるとこんなカンジ。
ラック(網)の上で焼きます。
そして途中で上下をひっくり返します。輪切りにしました。
普通のローストチキンと違って、骨がないので楽チンです。付け合せには自家製のスタッフィングとマッシュポテトとキャベツです。ちょっと工夫するだけで、いつものローストチキンがちょっと素敵になりました。

チャリティーイベント

昨日の夜はティムちゃんとドックランドに行ってきました。

ドックランドはテムズ川が大きく蛇行して、半島のようになっている、ロンドンの東側の地域です。
ここはその名前が示すように、昔は波止場(ドック)として栄えたところですが、大きな船がなかなか上がってこられなくなって、見捨てられていたところ。
サッチャー政権の時に、再開発地域として、第2の金融街になりました。
リーマンショックの時に、テレビのニュースのバックグラウンドにビル街が映ったのは、このドックランドの中心でした。

現在ではドックランドには金融関係の世界的に有名な会社と、ホテルやレストラン、そして昔からこの地域で肉体労働者として働いていたような庶民のためのカウンシルフラット(公団)などがあります。

ロンドンの中でも一番貧富の差が激しい地域で、同じビルで働いている人の年収が20倍以上開いていたりします。

そんなところに何をしにいったかというと、あるレストランでチャリティーイベントがあったのです。
ティムちゃんの会社もこのイベントのスポンサーとしてちょっとした寄付をしていたので、挨拶にちょっと顔を出しに行ったわけ。
ロンドンの、恵まれない子供たちのためのチャリティーだそうです。

この手のイベントはロンドンでは年中どこかで開かれています。
これからクリスマスに向けて、きっと毎週何かやってるんじゃないかな?
着席のものは、ひとりいくらといった風に、参加者からお金を募ります。
そういったものは個人や会社でテーブルをひとつとかって言う風にサポートします。
チャリティーイベントにもよりますが、着席のものは1席200から500ポンドが相場です。
だからテーブルだと普通10席くらいなので、2000から5000ポンド。
結構な金額になります。
ラッフルといって、寄付されたものや商品券などの「くじ」のチケットを買うように勧められることもあります。
そして、オークションなども、チャリティーイベントには欠かせません。

昨日のは、立食パーティーの形式で、かなりカジュアルなもの。
到着すると、ホストから飲み物を受け取ります。
シャンペンじゃなくて、プロセッコなのが最近の景気を表しています。
ま、プロセッコ、嫌いじゃないので、おいしくいただきました。
そうこうしていると、ホステスが回ってきて、ラッフルのチケットを売りにきます。
ティムちゃん、かなりの金額を既に寄付しているのに、やっぱりラッフルも買わされてしまいました。
くじ引きの時(普通はパーティーの最後)まで長居する気はないので、本当に無駄な出費なのですが、ティムちゃんに言わせると「どうせあたらないに決まってるから、別に気にならない」そうです。

昨日はちょっとしたアートのコレクションがオークションになりました。
小さな作品なので、お値段もそんなに高くはならないだろうと、実は小切手も用意して行ったんですが、あまり好みではなかったので、買うまでにはいたりませんでした。
でも折角なので、1-2回競ってはみたんですけどね。
一番高いものでも、競り落とされた金額は800ポンドだったので、好みが合えば、ちょっと飾るのには適当なお値段かもしれません。
こういったイベントはこれまでにもよく参加するのですが、今回思ったのは本当に景気が悪くなってるなぁってこと。
オークションだと、その場の雰囲気とかもあって、つい、使う気もなかったお金を出してしまうものですが、昨日はそんな感じではありませんでした。

2010年9月26日日曜日

アーセナル対バギーズ


昨日はエミレイツスタジアムでアーセナル対バギーズの試合がありました。
いつものように私たちの席はクロックエンドです。
以前はグリーンコーナーと呼ばれていた、スタジアムの南東の部分です。
ここは陽が全くささないので、安定した視界なのですが、昨日みたいな日はちょっと他の部分よりも寒かったりします。
クロックエンドの下の観客席はアウェイチームのファンで占めらているので、応援の時にはとても面白いチャント(応援歌)を聞くことが出来るのもこのエリアの魅力のひとつ。
正確にはチャントは歌ではなくって、メロディーに乗せた掛け声のようなもの。
昨日はいつもと違うチャントがたくさんありました。

チャントは相手によって変わるので、いつも同じではありません。
ただ、もちろん定番もあります。

この下はクリックすると歌が聞こえるようにリンクしてみました。
ちょっとプレミアリーグの雰囲気を楽しんでください。

アーセナルの定番チャントは
And it's Arsenal,
Arsenal FC,
We're by far the greatest team,
The world has ever seen....


これも結構よく聞かれます。
アーセナル大好きって歌です。
We love you Arsenal, we do,
We love you Arsenal, we do,
We love you Arsenal, we do,
Oh Arsenal we love you!


これは昨日初めて耳にしました。
お前達の手当てを払っているのは俺達だー。なんて、ちょっとフットボールに関係のない歌詞です。
北のクラブは貧しい地域にあったりするので、その揶揄だと思われますが、私はこういったのは好きではありません。
似たようなもので、仕事を見つけろなんていうのもあります。
「We pay your benefit,
We pay your benefit,
We pay your benefit,
We pay your benefit...」


これは、アーセナルが最初に点を入れた時に歌うもの。
1-0だよーってうれしさで歌うものです。
「One-nil to the Arsenal,
One-nil to the Arsenal,
One-nil to the Arsenal,
One-nil to the Arsenal...」


そしてもちろんその後は、お前達なんて物の数ではないという、お決まりのWho Are You?で締めくくり。
「Who are ya,
Who are ya,
Who are ya,
Who are ya...」


ところが昨日の試合は簡単に勝てると思っていたのに2-3で負けてしまいました。
私なんて、ウィルシャーが最初に得点を決めて、2-1というのに5ポンド、シャーマックが最初に得点で4-0というのに5ポンド賭けていました。
情けない試合で、やけ食いに走ってしまいました(笑)
これは、エミレイツを出たすぐのカフェの中から。シシケバブ7.95ポンド
もちろん全部は食べませんでしたよ。

2010年9月24日金曜日

イギリスの景気

「イギリスの景気はどうですか?」
お客様からよく聞かれる質問です。

最近、イギリスでは景気がどんどん落ち込んでいます。
街中でも、時期でもないのにセールの文字が目立つようになりましたし、新聞の広告や、テレビのコマーシャルでも消費者金融などが目立ちます。

現在、金利がかなり下がっているイギリスで、住宅ローンの金利は年4%前後なのに、消費者金融の短期ローンは1ヶ月で25%なんていうのもあるんです。
コマーシャルを見ながら、こんなのまともな神経の人が借りるわけないよ、と思っていたんですが、実際は借りる人が結構いるみたいです。

ティムちゃんも、たまに部下からお金貸してって言われるみたいです。
この間もまだ会社に入って間もない人から、お給料日まで300ポンド貸してって言われて、貸しちゃったみたい。
私はお金の貸し借りは好きではないので、この時は結構意見しました。
もちろんティムちゃんの個人的なお金を何に使おうが、私の知ったことじゃないんですが、後でイヤな思いをする時に、横にいるのは私なんだから、ちょっと位は意見する権利があると思います。

日本の夫婦はお財布を一緒にしている人が多いみたいですね。
日本の銀行などでは(違法かどうかは別にして)、銀行の口座の名義はそれぞれの名前になっていても、家族なら本人でなくても、勝手に中を見たり、引き出したりが可能みたいです。
イギリスではジョイントアカウント(共同口座)は持っていても、別に自分だけの口座を持っている場合が多くあります。
基本的には名義人以外が口座にアクセスするのは随分と難しいのです。

私は昔お友達にお金を貸して、戻ってこなかったことが原因でイヤな思いをしたことが何回かあるので「貸して」って言われないように気をつけています。
貸すくらいなら、あげちゃったほうがずっと気が楽。

ティムちゃんの300ポンドは、結局その人ではなくって、その彼女が約束から2週間遅れで振り込んできました。
しかも、催促なくてはいけなかったみたいだったので、ちょっとイヤだったそうです。

持っているものをお金に変えようという人たちもたくさんいるみたいで、質屋さんも人気です。
イギリスの質屋さんはPawnbrokerとよばれています。
ボールが3つ下がっているのが伝統的な看板です。
アクセサリーなど貴金属で出来ているものをこういったところに持っていって売るのです。
最近では専用の袋に入れて、郵送で扱ってくれるところもあるそうです。

レストランなどはガラガラといったわけではないけれど、以前よりはずっと予約が取りやすくなりました。
お店の人たちに話を聞くと、客単価はかなり下がっているようです。

ロンドンはまだましみたいですが、北のほうはかなり不景気みたい。
公共の雇用に頼っている町などは、かなりの景気の後退が見込まれているようです。

2010年9月22日水曜日

アビーロード

昨日、お仕事で面白いことがあったので報告です。

関西からのご夫婦がお客様だったのです。
事前にメールなどで細かな打ち合わせはしていましたが「その日にならないと、行きたいところは決定できない」ということで、臨機応変に対応させていただくことになっていました。

さて、朝ホテルにお迎えにあがったら、「行きたい場所」と書かれた一覧表を手渡されました。
そこには一般的な観光地とともに、
「アビーロード、1時」
と記載されていました。

普通、観光地のリストをいただく時に、時間が記載されていることは、入場の時間ということなので、ロンドンアイとかバッキンガム宮殿の内部見学、国会議事堂の内部見学くらいです。
それ以外は入場といっても時間が規制されているわけではないので、理由をお伺いしました。

アビーロードはビートルズが録音したスタジオの場所で、レコードのジャケットにもなった、有名な横断歩道があるところです。
もちろんこれまでに何回もお客様をご案内したことがありますが、時間の指定をされたのは初めて。

「どうして午後1時に行かなくてはいけないんですか?」
答えは「娘と待ち合わせなんです」

「なーんだ、そんなこと」って思ったでしょう?
続きがあります。
そのお嬢さんは、日本にいるんです。

じゃあどうして待ち合わせなのかっていうと、この有名な横断歩道には、生中継のウェブカメラが設置されていて、世界中のどこからでも見られるようになっているのです。
(私はこの事実を、昨日まで知りませんでした)
そこで、英国時間の午後1時(まだサマータイムなので、日本時間の午後9時)に横断歩道を渡りながら、その映像を見ている日本のお嬢さんと携帯電話で会話を楽しむといった趣向なのです。

すごいでしょう?
お客様は、ティーンエイジャーとかじゃなくって、成人したお子様がいらっしゃるご夫婦なんですよ。
「わー、世の中変わったなぁ」って実感しました。

生中継は生中継ですが、そうはいっても地球の裏側なので、衛星中継のニュースみたいに少しだけズレがあるようです。
そこで、横断歩道を手を振って渡っても、日本との電話では「えー見えないよ、本当に振ってるの?」みたいになります。
でもそんなことだって、とっても面白いって楽しめます。

ロンドンに来られる方はぜひやってみてください。
それでは生中継のカメラの映像はこのリンクから!

2010年9月18日土曜日

BRIC

BRIC というのは、ブラジル、ロシア、インド、中国の頭文字を集めた言葉で、これから経済的に伸びる国々だそうです。
何年か前に経済アナリストのレポートに登場したのが始まり。

実は今週の初め、これまでのガイド経験で初めて、ブラジルからのお客様をお相手させていただきました。
(もちろん日本語で)
これまでにも在ヨーロッパの日本人のお客様や、アメリカに(お仕事で)住んでいる日本人のお相手はありましたが、どのお客様も「生まれたのは日本」という方ばかりでした。

でも今回のお客様は、既にブラジルの国籍をとられていらっしゃる方や、ブラジル生まれの方たち。
日本で生まれたという方もいらっしゃいましたが、50年以上、在ブラジルだそうです。

スコットランドへゴルフに来られて、ヒースローから帰るのでちょっとロンドンによりました、といった感じです。
たまたまBBCのニュースで、「'BRIC' visits to UK set to increase」なんて記事を目にしたので、偶然だなぁ、と思って記事にしました。
イギリスではブラジル、ロシア、インド、中国からの観光客が、この先随分増えるだろう、というのがニュースの趣旨です。

折から日本のニュースでは、予定されていた中国人の団体観光客がキャンセルのために、観光業界は大変みたいな記事が出ていました。
キャンセルの原因は日本に対する抗議活動の一環みたいなので、「経済的に日本に制裁といった真似事」のようなことが出来る国が出てきたわけですね。

そういった意味では、何人かのお金持ちがフットボールクラブのオーナーになったりするロシア人よりも、国としての力を感じさせられました。
ロシアからやってくる人たちは、増えたといっても大変に高価な家を買って話題になったとか、本当にごく一部の人達が取り上げられるに過ぎません。
インドは、といえば、もともとイギリスとは縁の深い国で、たくさんのインド系の人達が既に住んでいますから、それほど違和感はなし。
教育に熱を入れる家庭が多いので、数字を操ることにかけてはイギリスでも定評があります。
会計とか、オプティシャンとか、「学生時代にお勉強がんばりました」的な職業についていることが多いのです。

ブラジルはイギリスにとっては新しい国ですね。
今回感じたことは、観光地でのブラジル人に対する用意はまだまだってこと。
ブラジルではポルトガル語が話されています。
でも主な観光地ではポルトガル語のガイドブックやパンフレットの用意はありませんでした。
「スペイン語ならある程度わかる」そうですが、そのうちブラジルからのお客様が増えると、その点は改善されてくると思います。
イギリスは国際情勢には敏感ですから、既に中国人の観光客誘致の為に、いろいろな手段を講じています。
悪名高き、ヒースローの入国管理も「中国人の入国には気を使うように」というお達しが出されたことも、数年前にニュースに流れました。

観光業についていると、国際情勢を肌で感じます。
大判振る舞いだったアメリカ人がすっかり影を潜めて、ビジネスやファーストに乗っていた日本人ビジネスマンがいなくなって、イギリスはユーロ圏の学生や中国人がいっぱい。
今年の夏はどこの観光地も大勢の人たちで賑わっていたようです。
日本人も少なくはありませんでしたが、円高を利用して来られている方が殆どなので、本来のレートに戻ったら、どうかな?
外国に出ている日本人の方が、経済的には元気なのかもしれません。

2010年9月14日火曜日

白内障

私はすごい近眼で、いつもはコンタクトレンズをしています。
メガネはあまりにも重くて、鼻の上のところが痛くなるので、ベッドに入って本を読む時か、朝起きて顔を洗うまでの時くらいしかかけません。

イギリスではコンタクトレンズはオプティシャンと呼ばれる専門家の処方無しでは手に入りません。
もちろん最近ではインターネットで外国から買うことができますが、一般的ではありません。
ホリデー中にフランスやスペインでコンタクトレンズを無くした時に、簡単にカウンターで買うことができた時には、とてもびっくりしました。
便利だなとは思いましたが、ちゃんと検査をせずに目にあっていないものをつけたりする人もいるだろうに、と余計な心配をしたことを覚えています。

わたしはコンタクトレンズをいつも同じオプティシャンで用意してもらって、目の定期健診もそこで行っています。
検診の結果に疑問がある場合は、オプティシャンが病院の眼科に連絡して、大きな病院で正式な検査を受けたりするわけです。
つまりオプティシャンは、目のGP(かかりつけのお医者様)というわけです。

今日は1年に一度受ける、コンタクトレンズ用の検査をしてきました。
視力に変化がないか、コンタクトレンズをすることによって、眼の状態が悪くなったりしていないかどうかを調べるのです。
視力はほとんど変わっていませんでしたが、わずかだけれど、白内障になる兆候があるといわれました。

随分前に、目の専門家から、あまりにも度が強い近視だから、白内障になる確率が高いといわれていたので、兆候があること自体はびっくりしませんでしたが、オプティシャンからは、普通の人よりも随分早いといわれました。
別に手術が必要なほど悪いわけでもありませんし、将来手術をすることになったとしても、難しいものではなさそうなので、そんなに心配はしていません。
印象派のモネだって、白内障の手術をしました。
そんな昔からやっている手術なので、他の手術とかに比べると、きっと簡単なのに違いありません。
以前は手術の時に人口のレンズを入れると、レンズをどのピントに合わせるかで、読書用のめがねが必要になったそうですが、最近はフレキシブルな水晶体レンズを開発中だそうです。
現時点での遠近両用タイプの水晶体レンズは、まだあまり評判がよくないそうなので、私が手術をするころまでにはもっとよくなっているだろうと楽観的な話を聞いてオプティシャンを後にしました。

2010年9月10日金曜日

kyashii

kyashii」なんて読むのかなぁ?
キャッシー?

昨日、ミュージカルの前に、プレシアターに行って来ました。
8月にオープンしたばかりで、まだ行ったことがなかったことと、劇場から近いこと、昼から夜まで通しで開いているということで、利用価値が高そうなのが、ここを選んだ理由です。

ロンドンのジャパニーズレストラン(あえて日本食とは書かない)はいまだに人気で、有名店は思ったように予約が取れないことが多いのです。

仕事柄、前もって予約できないことが多いので、手持ちのレストラン候補はなるべくたくさん普段からチェックするようにしています。

ここは「レストランとラウンジ」という触れ込みなので、おしゃれな空間でおつまみ程度でも大丈夫な造りです。

レストランはグラウンドフロア。
白くっておっしゃれー。
ジャパニーズといえば、内装は木目調か黒が殆どなので、とても新鮮です。
6時半で既にいっぱい。
ざっと見渡すと、日本人はひとりもいませんでした。

ちょっと飲んでおつまみ食べたいと言ったら、ファーストフロアー(2階)に通されました。
カクテルの値段は良心的。
シャンペンとシャンペンのカクテルは2杯で1杯分のお値段というキャンペーンをやっていました。
「トーキョーラブストーリー」なんてカクテルがあって惹かれたんだけど、シャンペンにラム酒とかが入っているらしく、酔うとイヤなので、ただのシャンペンにしました。
モダン巻き寿司を2種類と、唐揚げに枝豆という、居酒屋っぽいメニューで、シャンペンを楽しみました。
味はなかなか。
お店の人達が気取りがなくて、おしゃれなわりには居心地がいいので、また来たいと思います。
お値段もそんなに高くなかったし、場所が劇場街なので、プレシアターにもお勧めです。

これはドラゴン巻きとチラシ巻き。
ドラゴン巻きはなかに海老の天ぷらとアヴォカドが入っていました。
こういうの好きかも。

2010年9月9日木曜日

Love Never Dies

今日はお仕事関係のお友達と「オペラ座の怪人」の続編を観てきました。
「Love Never Dies」という名前です。

ストランド通り(シャーロックホームズが掲載されていた雑誌、ストランド誌が発行されていた通り)にあるアデルフィーという劇場です。

感想ですか?

オペラ座の怪人を観たことのない人の方が楽しめるんじゃないかなー?
特に怪人ファンの人は、彼のイメージが崩れると思うので、全く別の作品として、割切って観た方がいいと思います。

「オペラ座の怪人」が、ミステリアスで、異次元ぽい話なのに対して、「Love Never Dies」は人間関係がかなり身近に感じられる設定になっています。
一緒に見たお友達は、彼の同僚から「ワイドショーみたいなストーリー展開だった」と聞かされてきたようです。
そこまでひどくないにしても、遠からずという感じです。

設定はオペラ座の怪人から10年後、舞台はアメリカに移って、賭博で破産寸前のラウルとクリスティーンが、大金で勧誘されて興行のためにやってきます。
そして、匿名の興行主が怪人だったのです。
この後はネタバレになるので書きませんが、かなり始めの方で、終末が予想できてしまったので、ちょっと物足りなかったかな?

こんな風に書くと、見ないほうがいいかな、と思ってしまうかもしれませんが、この作品だけを取り上げると、十分面白かったです。
特に怪人もクリスティーンも歌唱力はなかなかだと思いました。

2010年9月3日金曜日

日本のセンス


今日、洗濯物の中から見つけました。
桃太郎君に「ナニこれ」って聞いたら、
「かわいいでしょう? パンダのは見た?」だって。
パンダのパンツをみつけたら、ブログに載せます。
もちろん日本で買ってきたものです。
イギリスでは、このセンスってありえないかも。