2012年6月29日金曜日

ベッカム抜きのチームGB

昨日、オリンピックのフットボール・チームGBに、デイビッド・ベッカムが選ばれなかったことが、とっても大きく報じられていました。
とりあえず英語だけど、デイリーメールの記事をリンクしておきます。

誰もが予想しなかった結果です。
彼は東ロンドンの出身でもあるし、オリンピックの会場から遠くないところに、フットボールの養成学校を作ったこともあって、今回のオリンピックのテーマである、レガシー(次の世代のための遺産)にもぴったりのイメージがあります。
ギリシアまで聖火をとりに行ったり、オリンピックの公の場でも活躍していました。

このニュースは、監督を務めるスチュワート・ピアースから、直接電話でベッカムに伝えられたそうです。
話を聞いていなかった英国オリンピック委員会や、LOCOG(オリンピック・パラリンピック・ロンドン組織委員会)の人たちもびっくり。
ピアース監督が言うには、「守りに力を入れたかったから」

このニュースをどう受け止めるかは、本当に人それぞれ。

LOCOGのトップを務めるコー卿は、自分の役職をベッカムに譲る話までした、とのウワサまででています。
ニュースに対するコメントの欄を見ても、ベッカム出過ぎだからちょうどいいんじゃない、という意見もあれば、勝つだけがフットボールの目的じゃない、なんていう意見も。

実は、またこの間、例のラジオ番組(リンクします)に出る機会があって、私も「ベッカムが選ばれるかも」
なんて、話していたんですよね。
お聞きになりたい方は、ウェブラジオ(リンクします)でどうぞ。
でもこれで、またフットボールのチケットの売れ行きに影響が出そう(笑)
イギリスのオリンピック公式サイトでは、問題なくフットボールのチケットが手に入ります。
(この記事をアップした時点)
ベッカムが出るから売れるってわけじゃないだろうけど、彼の功績は、メンバーに入れるっていうことで讃えてもいいと思うけどなぁ。
彼のスポンサーの企業も、みんながっかりらしい。

しかし、スチュワート・ピアースはこの一件でかなり敵を作ったと思う。

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