2012年11月19日月曜日

競馬場の見えるレストラン

 今日紹介するのは、城壁の町チェスターのレストラン。

以前、ロンドンからチェスターへ行くのには、直行の列車がなくて大変でした。
でも、数年前からヴァージンが毎時特急を出すようになって、日帰りが可能になったのです。

チェスターは2000年前にローマ人が作った街。
だから、街中のいたるところに遺跡などが残っています。

そういった遺跡めぐりに加えて、ショッピングも楽しみの一つ。
ロウズとよばれるチェスター独特のアーケードを歩いてみるのも楽しい。

朝からゆっくり観光を楽しんだ後は、少し遅めのお昼ご飯。

イギリスの古い町は、新しい建物を建てるときの規制がたくさんあります。
レストランなども、窓がなかったり、地下だったりすることも多いのです。
そこで、景色がきれい、とか、採光たっぷりなんていうレストランはそんなに多くありません。

今日紹介する、ABode Chester は、チェスターの競馬場を見下ろす、ビルの5階。
だから、明るくって、開放感いっぱい。
ほらね。
ずーっと遠くまで景色が広がります。
この、チェスター競馬場はルーディーという名前で、イギリスで一番古いのです。
きっと競馬がある日は、このバルコニーがみんな、いっぱいになっちゃうんだろうなー。


席に着くと、焼きたてのパン。
 ただ、ここのコンセプトはマンチェスターとは違います。
今、流行りの小皿料理。

どれくらい小皿なのか分かるように、ちょっとテーブルの雰囲気をどうぞ。
これ、日本だったら、全然小皿じゃない!!
もちろんお皿の大きさじゃなくて、それに乗っているお料理のサイズも!


 これはかぼちゃスープ。
えっ、これがスープ?
そう思っていると、ちゃんとスープが来ます。
 テーブルで、目の前で注いでくれるんです。

ほらね、ちゃんとスープになりました。

 これは、サバのリレット。
赤いのは赤カブ、西洋わさびのクリーム添え。
 それぞれのお皿に合うワインを付けることもできます。
 このワインはオーストラリアのソーヴィニヨンで、サバに併せてでてきたもの。
ちょっぴりだけなので、たくさんのお皿を注文しても大丈夫。

これはチキンのテリーヌ。
 こういった小皿系のレストランには必ずある定番だけど、きのこがついてきました。
メニューにはしいたけって書いてあったけど、どう見てもしいたけじゃない。
太ったえのきとなめこがひとつずつ(笑)

これはにんじんのムース
さっぱりして、お口直し系。
にんじんのほのかな甘さが上品でした。


これはポロックという名前の白身魚。
下の赤いソースはチョリソで作ったソース。
見た目も、味も、今回はこれが一番かも。

 最近いろんなレストランで出されるようになった小皿料理。
量も小さいし、日本人にはぴったりみたい。

でもこういったお料理は、小さいこともあって、お値段も低めに設定されています。
「ひとり3皿以上、注文してください」という但し書きがあるところも少なくありません。

ずいぶん前に紹介したメイズ(リンクします)なんかもこんなコンセプト。
ここ2-3年で、だいぶ定着してきたようです。




よかったら、クリックして応援してください。にほんブログ村 海外生活ブログ ロンドン情報へ にほんブログ村

0 件のコメント: