2013年5月29日水曜日

イギリスの運転免許

これ、左が英国の国際免許、右は国内の免許証です。

国際免許は、既に持っている免許証を国外で使う許可証といった体裁。
だから、国内用の免許証も同時に携帯しなければいけません。

これまでは、私たちのホリデーは純粋なヨーロッパ(へんな言い方だけど)のみ。
だから、ホリデー先でも免許はイギリスのものをそのまま使っていました。

今回初めてトルコに行きます。
そこではイギリスの免許はそのまま通用しないんですって。
EU の中ってみんなイギリスのものがそのまま通用するって思ってた。
で、調べてみたら、トルコって、まだEU 圏ではないということが発覚。

トルコの観光情報を読んでいて、それに気がついたのが先週。
慌ててAA に手続きの手紙を送りました。
国際免許の発行元が、免許証の管理をしているDVLA ではなくて、AA というのにもびっくり。
普通は10日位かかるそうだけど、手数料を払って早めに発行してもらいました。
木曜日の夜の投函して、水曜日に届いたわけだから、速い。
月曜日が祭日だったわけだし、ナカナカのサービス。


下は国内の免許証を広げたところ。
個人的な情報が載っているので、ところどころ消してあります。

もうボロボロでしょう?
いくら古いものを長く使うイギリスでも、これはあんまりじゃないかと思うんですけど(笑)
しかもイギリスの免許証には写真がありません。
有効期限は本人の70歳のお誕生日まで。
だから、まだまだ長く使い込む予定(笑)
(最近発行の新しいものは、日本のものみたいに写真つきのカード型です)

ところで、トルコって、日本のパスポートを持っているならビザは要らないんですって。
でもイギリス人は要りますよ。
それに気がついたときにも焦りましたが、到着空港で買うそうです。



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2013年5月28日火曜日

鉄道オタクの方へ朗報!!

これ、何しているところだか分かりますか?

何と結婚式!

ほらね、拡大しましたよ!
 ここはセントパンクラス駅の中。
ユーロスターの発着はこの駅なんです。
だから、背景に見えるでしょう?

偶然通りかかった時に結婚式に遭遇したんです。

イギリスでは、結婚というのは宗教上の契約。
ですから神聖なもの。
違う宗教の人や、無宗教の人の結婚でも、契約といった考えは根本にあります。

日本では結婚式というのはどこで挙げてもいいんですよね?
でもイギリスでは、結婚式というのは決められた場所でしか挙げることができません。

その許可のことをウエディングのライセンスを持っているという風に表現します。
ついこの間までは、ライセンスがあるのは教会と登記所くらいだったイギリスですが、
最近はいろんな場所がライセンスを持っています。

そして何とセントパンクラス駅の、この部分もライセンスがあるそうです。
(セントパンクラスの駅ならどこでもいいというわけではないのです)

お式はそんなに時間はかかりません。
多分20分から30分くらい?
この写真中央右手前の人はパイパー(バグパイプ演奏者)です。
彼がバグパイプを吹きながら新郎新婦を先導して、お隣のバーに入って行きました。
そこで披露宴というわけ。
気になったので、お値段を調べてみました。
結婚式の費用は250ポンドだそうです。
ただ、これにはお花のディスプレイとか、パイパーとか、そういった追加の費用は含まれません。

ユーロスターをバックに、本物の鉄道駅での挙式なんて、鉄道オタクの人、いかが?
でまず結婚相手を見つけないといけません(笑)




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2013年5月25日土曜日

ドイツ人がいっぱい!

この写真は今日、バッキンガム宮殿の前で。
「写真撮って下さい」と言われたのでついでに私の携帯でも撮らせてもらいました。

ドイツのPharyさんならこの人たちがバイヤンのファンだってすぐわかるでしょうね。
バイヤンのファン、ロンドンの観光地に溢れかえっていました。
そして、ドートマンのファンの人たちも。
写真には撮りませんでしたが、たくさんの黄色い服を見ました。

本当は追いかけてでも写真に撮りたい人たちをたくさん見たのです。
でも、今日はお仕事だったので、残念ながら写真は撮れませんでした(涙)

写真を撮り損ねた人その1
女性で、正面は普通の髪型なのに、後ろにBVBと刈り込んでいる人。
この人はドートマンのファンでしょうね。
全身黄色と黒で決めていました。

写真をとり損ねた人(達)その2
バイヤンのファンらしき3人組の男の人たち、黒い皮のぴちぴちスーツ。
80年代のミュージックビデオを見ている錯覚に陥りました(笑)

これはベイカーストリートの駅前。
 このおじさんはバイヤン対ドートマンの試合を記念したバッジを売っているおじさん。
もちろん正式な記念バッジとかじゃないです。
これ以外にもマフラーを売っている人もたくさん見かけました。

商魂たくましいなぁ。

私は大阪の街中で育ったので、こういったおじさんたちを見ると、すごくうれしい。
何となく、落ち着くというか、しっくりくるというか・・・。
ロンドン大好き。


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2013年5月24日金曜日

ホリデーの準備

かわいいサンダルでしょう?
ホリデーのために、ティムちゃんが買ってくれました。

カンパーはスペインの靴ブランド。
安いのに、かわいいデザイン、履き心地もよくて何足か持っています。

ティムちゃんは新しい水着を買いました。
ティムちゃんの水着はほとんどがこのヴィルブレクインというブランド。
南フランスの会社なのですが、ロンドンでも手に入ります。

イギリスでは週明けの月曜日がお休み。
しかも学校も月曜日からハーフタームに入ります。
なので、今日からホリデーをとる人も多いのです。

普通なら5月末はお天気もよくて、気温も上がることから国内旅行にもいい季節。
でも今年はとりあえず寒いです。

今日もロンドンの最高気温は10度くらい。
4月の末に一旦切ったセントラルヒーティングも復活しています。

太陽を求めて、スペインやギリシャに行く家族連れで、空港も混んでいるんじゃないかな?
ハーフターム中は、ロンドンの博物館も混みあうことが多いので、注意が必要。
子供向けの特別イベントなどもあるので、参加したいならチェックするといいです。
興味のある美術館や博物館で、ファミリーイベントと検索すると色々でてきます。
大英博物館でも、マンガのワークショップが26日の日曜日にあるそうです。
ロンドンでホリデーの人のためにリンクしておきますね。

私たちは、どこも混んでいるハーフタームが終わってから、ホリデーに行く予定です。
子供が大きくなっちゃったら、学校のお休みを考慮する必要がないのでラク。

桃太郎君はおうちに残ってアルバイトをがんばるそうです。
まだ目標額の3000ポンドまでは長い道のり。
でも職場はすごく楽しいそうなので、安心しています。
しかも、すごくかわいい女の子がいるんですって。





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2013年5月21日火曜日

アーツクラブのアフタヌーンティー

今日は、ティムちゃんのクラブでアフタヌーンティーをいただいてきました。
これでふたり分。

3段トレイなんだけど、丸いお皿じゃなくて、細長いお皿でした。

クラブのいろんなところでいただくことができるのですが、私たちはレストランで。
夕方4時半なので、ここが一番ノンビリ。
レストランはこんな感じです。
お手洗いに行く時に見たら、上の階はやっぱりいっぱいでした。


 はじめは温かいスコーンから。
ジャムがとっても美味しかった。
ホームメイドだそうです。

 サンドウィッチの数々。
ティムちゃんはエビのサンドウィッチが美味しいって。
一番右手がそう、トマトのパンに挿んでありました。
 ケーキ類は、甘そう~ってカンジだったんだけど、食べてみるとそうでもなかった。
軽いんだけど、やっぱり食べきれない。
でも一口ずつ味見はしました。
 ここのアフタヌーンティーはシャンペン付きで35ポンド。
普通にシャンペン付きっていうとモエです。
でももちろん他のシャンペンを別に注文しても大丈夫。
左が普通のモエ、右はクルッグ。
グラスの形がちょっと違うでしょう?
 もちろんお茶も飲みます(笑)
私はフレッシュミントを飲むことが一番多いかな。
ティムちゃんはアールグレイ。
おしゃべりをしていて、はっと気がついたら6時半を過ぎていました。
アフタヌーンティーは、こんな風に2時間くらいかけてゆっくり楽しむのが英国風です。

サイトを一応紹介しておきますが、会員制なので、全てのページにはアクセスできません。




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2013年5月18日土曜日

国際結婚の難しさ

私のブログを見に来る人はおもに3つのカテゴリーに分かれます。
定期的に私のブログを見に来てくれる、おなじみの人。
イギリスの観光情報を探していて、そういった検索からたどり着く場合。
イギリス人も含めて、国際恋愛関係の検索ワードからたどり着く場合。

これは、アクセス解析などのツールを利用するとすぐに分かります。
びっくりするのは検索のために使った言葉。
「イギリス人の彼氏が欲しい」
「イギリス人と結婚する方法」
「イギリス人のキス」

おぉ~ってカンジでしょう(笑)?
ここには(恥ずかしくって)とても書けないことなんかもあります。

国際結婚なんて、普通のことだと思うんだけど、わざわざ調べる人がいるという事実にびっくり。
でも日本からのお客様からは、やっぱり質問されることもあります。
「だんな様はイギリス人?」から始まって、結構個人的なことを聞いてくる人もいます。

「いいわねぇ~、イギリス人のだんな様・・・・」って言われることもありますが、???です。
何人(ナニジン)でも、男女関係って基本は同じだと思うけど。

日本人同士でも、出身地が違ったりすると、文化や慣習が違うのと同じ。
それをもっと極端にしたら、国際結婚。

育った環境で培われる偏見とか、個人的な好みとか、やっぱり難関は多くなります。
でも逆に新しい発見や喜びも多いので、その人が何を求めているのかじゃないかな?
家庭に平穏とか、静けさを求めるのなら、敢えて違う文化の人と住む必要はないかも。
特に、仕事関係でストレスのある人にはお勧めしません。
日常生活でハプニングや変化を楽しむ余裕があるなら、違う文化の人と暮らすのはおすすめ。
一番身近にいる家族が、自分とは違う文化を持っているというのは刺激になります。

ティムちゃんとの生活も、毎日のように新しい発見があります。
家族なんだから、ティムちゃんや桃太郎君のことなら、何でも知っていると思ったら大間違い。

昨日だって、ちょっとびっくりすることがありました。

アールズコート(ロンドンの町のひとつ)で、軽くお昼を食べることになった私たち。
地下鉄駅を出たすぐのところに「ドラゴンパレス」というレストランを発見。
ティムちゃんも私も初めてのお店です。

これ見て!!!
カレーを頼んだティムちゃんが、実際に食べているところ。

中華料理のお店で、カレーが注文できるのは知っていましたが、見たのは初めて。
日本のカレーにちょっと似ているって聞いたことがあります。

カレーを注文したら、ウエイトレスからごはんは?って聞かれて、
「エッグ・フライド・ライス(卵入りのチャーハン)」と答えたティムちゃん。

こういった場面であなたならどうします?
「白いごはんにすべきじゃない?」
って意見します?

私はしません。
だって日本のカレーライスだったら白いごはんは当たり前だけど、これは中華。
しかも、ロンドンの中華料理屋。
おまけに食べるのはティムちゃんだから、好きにさせたほうがいいに決まってます(笑)

日本人の感覚で、ロンドンの中華料理屋での注文に善悪を持ち込むのは賢明ではありません。

デモね、お箸で食べだした時には、ちょっと口出ししました。
だって、ものすごく食べにくそうだったんだもん。

日本のごはんと違って、パラパラなのに加えて、しかもソースがかかった状態。
「何でお箸で食べてるの?」って聞いたら、
「お箸がおいてあるから」と、いかにもイギリス人らしい答えが返ってきました。

「カトラリー持ってきてもらえば?」って言ったんだけど、
「その方が正しいのなら、お店の人が既に持ってきたはず」との答え。

「バカみたい」と言う代わりに、
「ね、お箸で食べてるカレーって初めて見るから写真に撮らせて」って言ってみました。
「いいよ。でも顔は撮らないでね」

お箸からポロポロこぼれるところがあまりにも面白いので、
「ね、ビデオに撮っていい?」って聞いてみましたが、それはダメって。

***

こういった、住宅地のレストランには、意外に掘り出し物があるのです。
ワインリストを見ていたティムちゃんが、「みきちゃん、プリフーメ、飲もうか?」

ま、確かに金曜日のお昼なので、ちょっといいワインを飲むことに異存はありません。
でも普通だったら、ちょっと軽くランチって時にはそれよりもランクの低いワインを選びます。
普通のソーヴィニヨンでも十分だし。
でも、ティムちゃんが、「だって、ここ、プリフーメがたったの25.50ポンド」
普通のレストラン(そんなに高級でない所)でも、このワインは40ポンド弱します。
2008年なんだけど、フルーツもしっかり残っているし、かなりお得なワイン。
そして、飲茶も美味しかった。
かなりもちっとした食感で、私はこういうの大好き。
因みに注文したのは、ディムサム・プラッター
蒸した飲茶が5種類。
近くに行くなら是非どうぞ。

ドラゴンパレス ・アールズコート駅前




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2013年5月17日金曜日

告白

時々、桃太郎君は、評判のいい日本映画を教えてくれます。
この告白もそんなひとつ。
「マミィ、いっしょに映画観ようよ」
桃太郎君はアマゾンで手にいれたみたい。
ウェブで調べたら面白そうなので、家族みんなで観てみました。
ティムちゃんが興味深いコメント。
日本映画の効果音とか背景の音楽って耳障りなものが多い。
今まで、観ながらなんだか違和感があるって思っていたんだけど、気がつかなかった。
この映画、日本以外の国でも購入可能なので、一度観るといいかも。
映画の世界だから、これが日本って言う訳じゃないけど、何となく日本って怖いと思いました。
特に教育現場。
もちろん、イギリスを含めて、どの国にも問題はあるけれど、日本の学校ってちょっと怖いかも。


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2013年5月10日金曜日

ケータイ銀行

今日紹介するのは、大英博物館です。
ここには常時展示だけではなく、一定の期間だけ見せる、特別展示の部分があります。

大掛かりなものもあれば、目立たないところでこっそり展示されているものも、いろいろ。

私のブログの右手、マイブログリストに「大英博物館」というブログがリストされていて、よく、そういった目立たないけど見てもらいたい展示について紹介があります。

左手がその展示。
小さいでしょう?
「これだけですか?」ってカンジかもしれませんが、興味深かったので記事にしてみました。



正面玄関から大英博物館に入ったら、左手に大きな階段があります。
ガラスの天井がある、グレートコートに入る、まだ手前。階段を上がって右手にくるりと回りこんだところにあるのが、マネーギャラリー。
このギャラリーは、お金に関する展示を集めたものなんです。

この写真は今回の展示のひとつです。
アフリカの地図と、携帯電話のSIMカード。


アフリカでは、流通しているお金がすごい量になる国も多くて、お買い物などが不便だそうです。
国によっては、デノミネーションなどを行って、通貨の調節をしたりもします。

そういった事情をビジネスにしたのが「ケータイ銀行」なわけ。
アフリカのいくつかの携帯電話会社が、顧客と契約をして、お金を預かるわけです。
そして、買い物や支払いを携帯電話を経由して行うという仕組み。

携帯の機器にではなくて、携帯のアカウントにお金を入れるそうです。
だから、アカウント情報さえ漏れなければ、携帯をなくしたとしても、口座のお金は無事みたい。
つまり、携帯電話の会社が銀行を経営していて、携帯電話そのものがキャッシュカードの役割。

アフリカには銀行の口座を持たない人も多いので、このシステムは便利なんだそう。
とりあえず、大英博物館のブログ記事をリンクしますね。


同じギャラリーの少しはなれたところに、こんなアートがかかっています。

「紙に印刷するよりも、ここに印刷する方が安い。
ジンバブエ新聞」
価値のなくなったお金に書かれています。

2009年、ジンバブエでは、ムガベ政権の国政のまずさから、通貨が紙くず同様になっていました。
それを揶揄して、大々的にジンバブエ新聞が広告を打ったのです。
この広告は大成功で、カンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバルで受賞もしたそうです。



常時展示もナカナカ面白いものが揃っています。
このギャラリーは、普通のハイライトツアーではご案内しないことがほとんど。
だって、もっと知名度の高い展示物の方をお客様は期待されていますからね。




これはティファニーの ハンドバッグ。
何と日本製で、輪島塗なんです。
お値段は書かれていませんでしたが、とっても高そう(笑)
横に張られた解説には「富の象徴」



これなんかも面白い。
よく、コインをアクセサリーにしたりしますよね。
金貨の場合もあれば、そうでない場合もあります。
それなのに、皆さんは紙幣のアクセサリーって見たことありますか?
普通は作りません。
これは何とユーロ紙幣のペンダントなんです。
縦長のぶら下がっている部分に、折りたたんだ紙幣が入っています。
上のハンドバッグも、このペンダントもかなり新しい作品です。

これなんかはどう?
国連に加盟している国のコインです。

現在加盟国は 193カ国。
一番最近の加盟国は2011年の南スーダン。
まだコインはありません。
だから、プラスティックの透明なチップに南スーダンと書かれています。
見づらいけど、一番外側の、10時のあたり。
日本のお金は1円玉が入っていました。

このたくさんのコインの中で、一番多く出てくる模様はなんだと思いますか?

ちょっと考えてください。







考えました?




答えは、エリザベス女王の横顔!!
だって、何といっても英国連邦の総領ですからね。

いくつか写真を撮ったんだけど、腕が悪くてひどくぼけています。

かろうじてこれは国の名前(NZ)も読めるので載せておきますね。

ロゼッタストーンやパルテノン神殿もいいけれど、時間があったら是非覗いてください。
ケータイ銀行の展示は多分年末くらいまでじゃないかな?




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2013年5月9日木曜日

イギリスの詐欺いろいろ

記事とは関係ない写真です。とりあえず金融街(笑)

日本のニュースを見ていても、いろんな詐欺事件があるみたいですね。

詐欺事件は、ここイギリスにも、もちろんあります。

昨日も、BBC で、年金生活をしている人がお金を騙し取られた話題が取り上げられていました。

知らない人に、電話で銀行口座の詳細を話すなんて、ちょっと考えられないと思うでしょう?
でもね、手口が巧みなら、だまされる人も多いと思います。

紹介されていたのも、そんな巧妙な手口のひとつ。

まず銀行だと名乗る人から電話がかかってきます。
そして、不正な引き出しや買い物の兆候があると言われます。
これまでの詐欺と違って、その場で「さあ、あなたの口座番号は?」なんて聞きません。

何て言うかといえば「一旦電話を切って、銀行カードの裏面に載っている電話にかけ直して」

被害者は、電話を一旦切って、自分の銀行の電話番号にかけるわけ。
ところが電話は銀行には繋がりません。
詐欺師が電話を切らずに待っているので、実はまだはじめの電話が繋がったままなんです。

被害者は、自分がかけた番号が銀行のものなので、てっきり銀行と話していると思うわけ。
そこで、言われるまま、安全な新しい口座に全額振込みしたりするんだそうです。

ニュースに出ていた被害者は、銀行が被害額を保障してくれたそうです。
不幸中の幸いですよね。

春先に、ガイドのお友達のメールアドレスが乗っ取られて、アドレスブックに入っている全員に「外国旅行でスリにあって、困っているからお金を振り込んで」みたいなメールが送られてきました。
この時は、よくある話なので、すぐに気がつきました。

ちょっと前の話ですが、アメリカに住んでいる人から「(日本語で)ガイドして欲しい」と言われて、見積を出したら、その額の10倍の小切手が送られてきたことがあります。
すぐにメールが来て、「小切手をキャンセルすると、費用がかかるので、差額をxxxに振り込んで欲しい」って書いてありました。
ガイド協会に連絡したら、似たような事例が頻発していることが分かったので、小切手とメールのやり取りをプリントして警察に持っていきました。

後でわかったことですが、ガイドだけではなく、犬のブリーダーとかにも似たような手口が使われているそうです。


今日も、迷惑メールのチェックをしていたら、「自称税務署」からメールが入っていました。
内容は「去年の税金の還付があるので、振り込みますから、口座を作ってください」
ちゃんと、正規の税務署のウェブサイトみたいな装丁です。
でも、リンクする場所に書いてあるアドレスは正規のものなのに、リンク先だけが違うので、うっかりすると騙されちゃうかもね。

迷惑メールに入っていたので、すぐ気がついたけれど、普通のインボックスでも注意が必要。

本当、気の抜けない世の中です。
皆さんもお気をつけ下さい。



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2013年5月8日水曜日

新しいラップトップ

これ、ティムちゃんの新しいラップトップです。

タブレットを買おうか、ラップトップを買おうか、散々迷った挙句。

お仕事の関係で、エクセルのマクロを使う必要があります。
はじめは持ち運びを考えて、サーフェイスPRO を考えていました。
マクロも問題ないようだし、ペンがついてくるので、ティムちゃんがメモできるし。

といっても、よく考えれば、実際に操作するのは私(笑)
ティムちゃんは、ボードミーティングとか、本当に限られた時にしか使わない。

なので、行動性重視のサーフェイスPRO を買ってもあんまり意味がないと思って、だったらもっと価格の安いラップトップにすることにしました。

どのブランドの、どのモデルにしようか、かなり悩みました。

価格に対して機能や見た目、色々考えて、結局富士通に落ち着きました。
LIFEBOOK UH572 というモデルです。
富士通のページをリンクしておきますね。

かっこいいでしょう?

最近ほとんどのラップトップがWindows 8 なのですが、これは7。
使っているデスクトップとあまり違わない方が、ティムちゃんの混乱も少なそう(笑)なので。
8はあんまり評判もよくないみたいだし。

残念ながら、会社のサプライヤーが赤を入手できないというので、シルバーになりました。
私はほぼ同じサイズのHP を使っていますが、この富士通の方が使いやすいかな?
私のHP のモデルは2年以上前のものなので、比べるのは酷かもしれませんが。

キーの配列とか、パッドの使いよさは、富士通の方が上。
重さも、HP が2kgなのに対して、富士通のほうは1.4kg。

でもキーボードが浅いので、叩いている時の感覚は、HPの方が満足感があります。
プロセッサーは Intel® Core™ i5 を入れています。
すごく早い。

ティムちゃんには、ちょっともったいないかなぁ。



桃太郎君も、今、新しいラップトップを探しています。
9月から始まる大学で使うのです。

おうちではマックのデスクトップを使っています。
でも、ソフトの関係から、先生がWindows を勧めているそうです。

去年、第一志望の大学に合格したら、ティムちゃんが買ってあげると約束しました。
予算は1000ポンド以内。

桃太郎君が選んだ候補は、MSI、 Lenovo、そして、なんと、Dell !
Dell って安物のイメージがあったけど、高品質なものも作っているんですって。
Dell Precision M4700 というモデルが、今のところ最有力候補。

いずれも、桃太郎君が欲しいモデルは1000ポンド以上するので、差額(多分300~500ポンドくらい)は自分で出すか、もしくはランクを落として予算内に収めるかを悩んでいるところ。

やっぱり自分のお金が絡んでくると、真剣に考えるみたい(笑)
こっちで勝手に決めたものを買い与えるのではなくて、自分で考えさせてよかった。

ティムちゃん、なぜか、桃太郎君のラップトップに対抗意識を燃やしています。
いつもながら、ティムちゃん、子供みたい・・・。

ティムちゃんのラップトップは、桃太郎君希望のものの約半額のお値段。
だからもちろん機能のレベルが全く違います。

ティムちゃんの知識では、機能面のお話が通じないので、かなり低次元の会話・・・。

ティムちゃん「僕のスクリーンは13インチだよ、小さくてすごいだろう」
桃太郎君「僕は、大きな画面のために、モニターも別に買うの。サイズは関係ないよ」

ティムちゃん「軽いんだよ、僕のはたったの1.4kg」
桃太郎君「3kgくらいまでなら、ヘイキで持ち運びできるよ」

ティムちゃん「64bitで15(両方、何のことか分かっていない)
桃太郎君「いまどき32なんてないよ。15じゃなくってIntel® Core™ i5でしょ?、僕のはI7 」

仕方ないのでティムちゃん、最後の切り札。
「僕のフジツーは、ドイツで作っているんだぞ」

「だからどうなの?」
と桃太郎君も私も思いましたが、実際には「それはすごい」と言ってあげました。




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2013年5月3日金曜日

アンドリューのお店

今日紹介するのは、お友達、アンドリューのお店です。

彼はロンドンで中華料理のお店「A Wong」を経営しているオーナーシェフ。

ロンドンで数軒のレストランを経営している一家に生まれました。
桃太郎君のお友達にも何人か中国系の子供達がいますが、親は教育熱心です。

ロンドンの中国系の人たちがみんなそうとはいえないかもしれません。
でも私が知っている中では例外はなし。

アンドリューも、お勉強はがんばったみたいで、LSE(ロンドンの有名な経済の学校)出身。
それでも家業を引き継いで、シェフになったわけだけど。

今、A.Wong のあるところには、彼のお父さんが経営していた中華料理屋がありました。
典型的な、中級路線のお店で、メイフェアの有名店のような高級感はないものの、味も確かだったし、内装も落ち着いて悪くはありませんでした。

このお店を完全にリニューアルするために、彼はわざわざ中国まで修行に出かけています。

インテリアだけではなくて、コンセプトをすっかり変えようというわけ。

今年の1月にオープンしてからは、雑誌や新聞にも大きく取り上げられて、評判はナカナカ。

私も何回か足を運びましたが、いつ行ってもいっぱいです。

というわけで、要予約。


中華料理に合わせるワイン。
色々あるけど、私はボジョレー地方のワインを冷やして飲むのをお勧め。
この写真はフロリーというワインです。
赤ワインだけど、冷やすとぶどうジュースみたいにクイクイ行けちゃうので気をつけて(笑)
白がよければ、ニュージーランドのソーヴィニヨンかな?

点心にもよく合います。

蝦餃 Clear shrimp dumpling, shellfish chilli sauce £1.30


上海小籠包 Shanghai steamed dumplings, ginger infused vinegar £1.30


燒賣 Pork and prawn dumpling, pork crackling £1.30


香酥脫骨鴨 Crispy duck: pancakes, plum sauce. £12.95


事前にアレンジすれば、特別メニューだって作ってくれる。

これはあわび。

ティムちゃんがお気に入りなのは、牛肉の入った平麺。
乾炒牛河 Scotch Beef rump fried noodles £7
撮らなかったみたいで、写真はないです。


デザート用のワイン。
カリフォルニアのワインです。
甘すぎずにさっぱりしていて美味しい。

これはデザート。
雪圓子, 荔枝, 檸檬雪酪 Snow ball merengue, lychee granite and lime sorbet
スプーンを入れると、ふんわりした感触で、想像と違います。


これもデザート。
煙燻橙香蕉配果仁焦糖朱古力醬 Tobacco smoked banana and orange, nut crumble, chocolate, soy caramel
テーブルで熱いソースをかけてくれます。
するとチョコレートの殻が解けて、中身が登場。
食べ物の写真を撮るのは日本人だけじゃありません(笑)
お隣のテーブル(イギリス人)でも、写真をたくさん撮っていました。


ほらね。

お店はオープンキッチンなので、調理しているところも見えます。
これはマージャンパイの形のペティフォア。
お茶うけにぴったり(笑)


ロンドンで美味しいものを食べたかったら、足を運ぶ価値アリ。




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