2015年4月23日木曜日

オリンピックパークを歩いてみる

2012年のロンドンオリンピックは、まだ記憶に新しいと思います。

東京でのオリンピックもロンドン同様大成功に終わることだと思います。

2020年のオリンピックが東京に決まる前から、お客様をたくさんご案内してきたロンドンの会場。
そのいろいろな建物は、現在一般の市民が使えるようになっています。

元会場はクイーンエリザベス・オリンピック・パークと名前を変えました。
もちろんまだ工事中の部分も残っています。

このお部屋は隣接するデパートの3階。
オリンピックの開催前から会場が見渡せる展望を生かした売り場として人気でした。
今はご覧のとおりがらーんとしていますが、やっぱり眺めはいいです。
こんな風に工事の様子もよくわかります。

 それじゃあ実際にパークを歩いてみましょう。
ウエストフィールドショッピングセンターから会場に入るとインフォメーションセンター。
ここで地図をもらえます。
簡単な質問にも係員が対応してくれます。


そして、そのすぐ脇にあるのがきれいなカーブのアクアティックセンター。
オリンピック中は両翼に仮設のスタンドが作られていたので不格好でしたが、本来意図された優雅な姿の戻りました。
日本では評判が分かれているイラン人の建築家ザハ・ハディード。
 私は彼女の建築が好きです。
オーガニックなラインが自然に調和して美しい建物が多い。

中はこんな感じ。
自然の光がたっぷり入ります。


パークのあちこちにはエクセサイズにぴったりな道具が置かれています。
いくつか試してみたけど、結構使うのは難しい。
 使用法はちゃんとイラスト入りで書かれています。
そのうち転んだり怪我したりする人が出て、取り去られる可能性大(笑)
私も試している途中に転びそうになりました。


これはコパーボックス。
オリンピック中はハンドボールの会場として使われました。

 こちらは選手村。
約2800戸の賃貸住宅としてすでに利用されています。
低所得者層の人たちにも借りられるような値段に設定されています。


選手村も含めて、 パーク内全体で1万戸の住宅建設が計画されています。
中でも一番の高級住宅になるブロックがチョバムマナーの一角。
これは分譲のみで、ここがそのセールスオフィスです。
中でいろいろ話を聞いてきました。

ロンドンの新しい住宅開発が全てそうであるように、一部は低価格で提供がされます。


 ここは子供用の遊び場のそばに作られたカフェ。
これ以外にもあちこちで子供たちが楽しんでいるのを見ることができました。


 こちらは自転車競技で使われたベロドローム。
遠くから見てみきれいですが、真横から見上げると圧巻。
 この中はエアコンなしでも快適な温度が保てる工夫がされています。
また雨水の利用などで水道の水をほとんど使わない工夫もあってエコな建物。
 中はこんな風。
イベントの建物はイベント後の利用がネックになります。

ロンドンではミレニアムの時にドームが大失敗だった経験を活かして、オリンピックはその後の利用を頭に入れて計画が始まりました。

このパークは2時間程度で観光できます。
もちろんブルーバッジガイドと一緒に歩くと楽しい時間になります(笑)


***お知らせ*** 
英国公認日本語観光ガイド協会ではチャリティーツアーを行っています。 
詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。     
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