2016年3月27日日曜日

かっこいい騎馬近衛隊

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この写真はナイツブリッジの騎馬近衛兵宿舎の中。
勢ぞろいしているのは、これから任務に就く騎馬近衛兵たち。


これは10時半ごろ。
これから閲兵式なのです。
身なりが整っているかどうか、お馬さんも兵隊さんも詳しくチェックされます。
何とチェック項目は約50‼
もしも、誰か不適格な人がいた時のために、スペア要員まで待機しています。
写真右手の人がそう。
残念ながら今回は出番なし(笑)


このチェックで点数がいい順番で、この日の任務が決まります。
間違いがないかどうか、しっかりと確認。
騎馬近衛兵は、この宿舎を出たら詰所まで通勤(笑)します。
その詰所では馬無し(2時間人目にさらされるつらい仕事)と、馬に乗って1時間だけ門に佇む仕事に就きます。

閲兵式での得点が高い方から楽な方の任務に就きます。
なので、身だしなみは丹念に準備します。

すべてのじゅんびが終わったら、バッキンガム宮殿を経由して、ホースガーズプレースまで向かいます。

これは門を出るところ。

門の向こうはハイドパークです。


騎馬兵さんたちがお仕事に行ってしまった後は、軍の供給庫にお邪魔しました。

これは騎馬兵の士官クラスの人のヘルメットです。

「被ってみたい?」って聞かれたので、即答。
YES!!!

やった~、似合う?


調子に乗って平の兵士のヘルメットもトライしてみました。
飾りの部分にエナメル細工がない以外にも、重さとか被り心地が全く違います。

騎馬兵たちは、こんな長いブーツを着用しています。
普通の革製なんだけど、これを蜜蝋を擦り込んで、まるでエナメル皮のように見えるまで磨くんです。

そういえば、11月に陸軍音楽隊のグレッグさんからお話を伺った時(リンクします)にも、靴磨きの話を聞きました。


立派な制服ですよね。
軍のユニフォーム支給庫で盗難アラームが設置されているのはここだけだそうです。
なぜかというのは他の部隊と比べて段違いに高額だから。

この制服、ひと揃えいくらくらいだと思います?


答えは…



…士官のものが2万ポンド、
平で1万3千ポンド位だそうです。
170円で計算したら340万円と221万円。
オリジナルは支給だけど、無くしたら自費で購入しないといけないんですって。

馬子にも衣裳。

どおりでみんなカッコよく見えるわけだ(笑)


この騎馬兵のお兄さんたちを見たいなら、ホワイトホール通り。
10時から4時まで詰所にいます。
雨でも風でも毎日。

11時には交代式もありますよ。
是非どうぞ。



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詳しくはウェブサイト(リンクします)をご覧ください。     
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